『大日本史料』 5編 23 宝治元年10月~同年12月 p.259

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かの比丘尼つふさに所聞のむねをしるして、先師上人にたてまつる、これ又いよ〳〵, とも、正直の人なりけるに、元徳のころにや、病中に八幡大菩薩示し給ことありけり、, さらむや、二には東林寺尼衆に、元妙といふ比丘尼あり、これも愚鈍の機なりといへ, 善法印と云山臥あり、愚〓無智の人なりけれとも、質直柔和の者なりしか、正和元年, 子の邊に人のやゝと驚かす聲ありけれは、耳を側てこれをきくに、淨土宗とはいはす、, 談のおもむきなり、更に凡慮の境界にあらす、如來の直説ゆめ〳〵うたかふへからす、, 七月廿二日、善光寺に參詣して、如來前に通夜しけるに、寅剋にをよひて、御厨, なり云々、是をはしめとして甚深の法門をそ説れける、かの法印身つからの廢忘をゝ, これほとの虚言つくりいたすへきにあらさるうへ、一々の旨趣、さなから祖師上人所, れとも、錐嚢に〓して、やかて鎌倉中に披露せしかは、法印は大きにはゝかりなけき, けるとかや、此法印は妄語といふ事をは、人のうへにても、いたくしらさりけれは、, それて、一帋にこれをしるす、ふかく箱の底におさめて、さらに口外にをよはさりけ, 諸宗をこそ宗とは云へ、是をは淨土門といふなり、諸宗みな最後には彼の門に入ゆへ, 先師再興のはしめに、この證明あり、所傳のむなしからさること、たれか信心を生せ, 寶治元年十一月二十六日, 子、, 壬, 八幡大菩薩, 東林寺ノ尼, 元妙病中ニ, 諸宗皆最後, ノ靈示ヲ受, ニハ淨土門, ニ歸スベシ, 寶治元年十一月二十六日, 二五九

割注

  • 子、

頭注

  • 八幡大菩薩
  • 東林寺ノ尼
  • 元妙病中ニ
  • 諸宗皆最後
  • ノ靈示ヲ受
  • ニハ淨土門
  • ニ歸スベシ

  • 寶治元年十一月二十六日

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  • 二五九

注記 (26)

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