『大日本史料』 6編 14 観応元年11月~観応2年4月 p.842

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かはしけるは、執事さまの御奧より、たれかし〳〵の内室に、御用の事有、は, は、何しかはほんそうせさるへき、主君御出頭の上らうの御とふらひなり, 女房をしたゝめ、もろなを室家のきけんよろしき女房也と號して、かれら, らひをしり出し、その女房とものかたちをみんために、年五十ばかりなる, なを擧て、同しく其女をしるしとゝめたる物なり、始終見侍るに、世にいへ, に申ける間、師直よろこひ、その後一兩月をすきて、かれらかもとへいひつ, てもてなし侍る、かくのことくして、彼よき女房の數を見つくし、もろなを, か方へ何となくわたくしのとふらひのやうにして、折〳〵つかはしけれ, とて、やかておくの間へ請し入れ、あるしの女房、よそおひをかさりつゝ出, る事は、十の物二三はかりなるへし、中〳〵かたはらいたく、にくきふるま, 侍る、おかしき草子なりとて見せ侍り、その中には、師直か一生の淫事のし, ひ、こと葉にいひつ之しかたし、當代、いさゝか遠慮の人ともあれは、其姓名, 覺えしは、彼もろなをか家僕おほき中に、うつくし女房とつれたりしさふ, や〳〵まいられて、御目見えいたされよと、右の老女をつかはしける間、何, をしるし、其しなをあらはしかたき事も侍る、就中、にくきふるまひなりと, 南朝正平六年北朝觀應二年二月二十六日, 師直ノ淫, 事, 八四二

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  • 師直ノ淫

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  • 八四二

注記 (19)

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