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やと、目も心も及ばず侍し、さしも暮れ難き夏の日影、なごり多き心ちする, に、入合こゝろづきなしなど、物見る女房のうち歎くも多し、殿〓りにめし, もと共、いはむかたなし、殿やがてすぐに早出させられぬれば、御鞠はとゞ, 人なければ力なし、今日人々の足もとすぐれてみゆ、右衞門督櫻をよきて, といひける面かげ、夏の梢にもうかむ心ちして、名殘戀しきなど眺めけむ, 人もありけんかし。其後又御所御度々に及ぶ、大殿は御氣色あれども、其後, せめて、殿、忠光、爲光、行時、宗仲、雅家、敏久、音平など、思ひ〳〵にみだれあふ足, まる、簾中にいらせ給、大殿もとのことく御簾にまいらる、今日の人々の裝, たてらる、得たる上足にてましませば、のべ足かへり足など、さま〴〵目を, はたゝれず、思ふ所有べし、内のうへの御めい足、人にすぐれてみえさせ給, ずありて、いと面白し、今日員申人のなきぞいと心えぬ事に侍る、されど其, 能にてありしかば、夫よりぞ道も愈〳〵盛りになり侍ける、これはことに, 驚かす、御堂、知足院など神變なりけむあとをつがれけるも有がたし、暮近, 伏見、後伏見兩代御上足の御あとをつがせ給て、かやうに面白く遊ばすに, ふ、白川鳥羽の御事は、程遠ければ細かにしり侍らす、後白川、後鳥羽此道堪, 皇ノ御上, 後伏見天, 伏見天皇, 足ノ後ヲ, 繼ガセラ, 人々ノ裝, 御名足, 束, 南朝正平十八年北朝貞治二年五月十一日, 八四
頭注
- 皇ノ御上
- 後伏見天
- 伏見天皇
- 足ノ後ヲ
- 繼ガセラ
- 人々ノ裝
- 御名足
- 束
柱
- 南朝正平十八年北朝貞治二年五月十一日
ノンブル
- 八四
注記 (25)
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