『大日本史料』 7編 8 応永13年6月~同14年7月 p.851

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しけり、大宮一條おほち所なくむくつけきまてさはきたり、御幸は内裏の, けたる車ともの、ほのみゆる袖くち、裳のすそ、かさみなとの物の色いとき, 東の陣よりならせ給ふへしとて、たかくらおもてなとはやう〳〵をしこ, みて、道もさりあへねは、西の陣よりまいりてうかゝひ侍れは、中々人すく, の空のかすみわたりて、おりからえんなるに、そうもんのうちにたてつゝ, そ、いさゝか奧にしるしつけ侍る、夜に入しかは、せうめいともおひたゝし, く見えて、たかはしの御さしきのまへは、たてあかしさへそひて、晝よりも, 猶あかく侍りけるとそ、其外のさしき、物見車なとも、かねてより心つかひ, 出侍しかは、御道みたてまつらす、よにゆかしくて、後に人にたつねとひて, る、おいのすかたのまはゆさもわすれつゝ、いそき内裏へ參りあはんとて, 達部皆ひさまつき給ふ、御車やり出して後は、關白殿も出給ふ、さて女院の, 車を中門のらうのとのかたによせられてめさるゝほと、立ならひたる上, 御車やう〳〵門のとへいつる程は、ことさらゆすりみちたり、日も入かた, よらにて、すへてたとへむかたなし、かゝる人たまひのまへをしもすき侍, れもいみしき見物にてそありし、此御棧敷へいらせ給はんとて、八えふの, 應永十四年三月二十三日, 八五一

  • 應永十四年三月二十三日

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  • 八五一

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