『大日本史料』 10編 9 元亀3年3月~同年7月 p.470

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同は驚嘆し、敵が窮迫に陷れるを見たり、然るに敵は高貴の者なれば卑怯なる振舞をな, 僅かに一人のみにて、九人の殿はこの戰場に斃れたり、, り、最初は矢と小銃の射撃を以て、次に槍によりて攻め立てたり、かの老人、その息, 子及び養子の心は熱烈の氣に溢れ、槍を刀に替へ、頗る巧妙に猛然と戰ひしを以て、一, を攻撃せり、敵は攻撃し來りしキリスト教徒の數少きを見て嘲笑せり、されどこれ等の, 人々は、デウス及び主君に對する愛によりその生命を捧げんと決意し居たりしなり、彼, 先頭の四人の者は、到著するや、直ちに大なる力と、恐れず怯まざる勇氣とを以て敵軍, 甲冑及び腰に帶びたる黄金作りの太刀、小太刀によりて、それと知られたる故なり、彼, 等は身邊に多くの軍勢を擁し、この場所はキリスト教徒にとりて頗る危險に見えたり、, されど、キリスト教徒は差迫れる危險の身に及ぶ恐怖を忘れ、殊に激しく攻撃を開始せ, 等は敵軍の一隊中に高貴の殿及び隊長の集合し居るを認めたり、富める衣裳、華麗なる, すを相應しからずとして、全力を注ぎて抵抗せり、然れども生命を棄つべく決心せしか, の勇敢なるキリスト教徒等は、彼等を悉く殺害せり、かの高貴の人々の中、逃れし者は, 我が主が光榮の魁とこの勝利の名譽とを與へ給ひし最初の人々は志岐のキリスト教徒な, 戰鬪ノ模樣, 元龜三年七月三十日, 四七〇

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  • 戰鬪ノ模樣

  • 元龜三年七月三十日

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  • 四七〇

注記 (17)

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  • 429,643,62,1400僅かに一人のみにて、九人の殿はこの戰場に斃れたり、
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  • 888,641,65,2225子及び養子の心は熱烈の氣に溢れ、槍を刀に替へ、頗る巧妙に猛然と戰ひしを以て、一
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