『大日本史料』 11編 6 天正12年3月 p.862

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あの山の腰を推廻し懸り給へとい〓とも、承引なかりし所に、近藤石見守, 藏守も勝入も、金の扇の馬印山陰より朝日の出る樣に押出るをみて、扨は, 井伊兵部勢關東甲〓の者共、山の腰をゑいとう〳〵とてきほひかゝるを, めき懸る、そこにて御旗を押立、さし物を指つれ、扇の圓居を押進けれは、武, らさりし、井伊兵部少輔一色の赤武者赤旗さしつれて、山際よりと押出す、兵, め下知す、井伊兵部軍勢整々堂々として、丸山の際森か先手へ鐵炮を出し, 秀用かけ付、是を同然にいさめ、兵部馬の口を引むけ、たゝ壹う〳〵と進み、, 山の腰を廻し懸りける、家康卿も三町ほと田の中を兵部と押續て押給ふ、, 家康是に有とて、興をけまし、大事にかけて、聲を限りに打散たる勢をまと, て打合けり、爰に井伊か備より、鳥居金次郎抽て走り出れは、森か兵黒母衣, 部十九歳若武者にて、いれて是より直に懸らんとする時、三科肥前守か云、, 見て、堀久太郎先手はやみ崩して、北の山へ懸り敗軍しけり、, 〓ヽ井伊か兵とも、上方の奴原ものにてはなおそ、手取にせよと、聲〳〵にに, つけ、千田主水と名乘てかけ合、敵味方の眞中にて暫せり合しか、互に疲ま, 長久手記には、, 家康卿の先手、, シ有、堀久太郎北の山の奧へのくを追行に依て、家康卿の旗本にあらすと, 敗軍の勢中道筋を退も有、家康卿の押給ふ道より右の山へかゝりてのく, 鳥居金次, 進出ス, 直政ノ兵, 郎, 井伊直政, 天正十二年四月九日, 八六一

割注

  • 長久手記には、
  • 家康卿の先手、
  • シ有、堀久太郎北の山の奧へのくを追行に依て、家康卿の旗本にあらすと
  • 敗軍の勢中道筋を退も有、家康卿の押給ふ道より右の山へかゝりてのく

頭注

  • 鳥居金次
  • 進出ス
  • 直政ノ兵
  • 井伊直政

  • 天正十二年四月九日

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  • 八六一

注記 (25)

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