『大日本史料』 11編 9 天正12年9月 p.180

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と、吉松治部左衞門を遣せ共、皆若者共なれは、誰先に引んと云者なし、二番に岩松七左衞門, 合をする程こそあれ、入亂戰所に、寄手の中ゟ國澤越中と名乘老武者唯一騎、鑓取て敵の眞, て引退を、若士追懸る所に、城兵取て返し、午の刻の終りゟ申のの半迄兩方互に引退かす、爰, を遣せ共、引返さす、三番に白川與兵衞、嶋田可右衞門を遣しける、兩人懸向て、早日暮に及, 旦夕に在と、古人の詞今まさに當れり、所詮降を乞、一命を扶からはやと、上下歎きけれは、, す放火し、一度にさつと引取ける、桑名彌次兵衞越中に向、老人の無用の骨を折られたりと, 中へ乘入、卷り立、〓て廻り、敵を山上へ追上たり、是を見て胴勢鬨を作て押懸り、山下殘ら, 寄手の若侍十三人鑓先を揃て〓掛り、土煙を立て相戰、城兵大きに卷り立られ、足床を亂し, り、其中に、中嶋彦五郎鑓先にて首を取、城兵打負城に入は、寄手は味方へ引取けり、高森の, ぬ、急き引取候へと、押立〳〵引處に、敵是を見て、大勢〓て出しかは、又一同に返し合て戰け, 領を給りける、土居の城へは小姓の面々馳向ふ、城中の兵共山下へ取出、西谷口をそ防ける、, 城へは、幡多勢五組手當にて押寄る、城主中野式部二十町計山下に打出、互に時の聲を擧、矢, を專途戰けり、桑名藤七是を見て、若殿原か血氣に跨て、無法の軍を好は曲事也、急呼返せ, 甲けれは、國澤、年老、すねは弱り候へ共、心は昔の越中にて候間、馬さへこたへは、天晴若殿, 城主力及す、且は不便也とて、自面縛して罪を謝し、降參せしがは、疑へきにあらすとて、本, 高森, 土居, 天正十二年九月十一日, 一八〇, 土居

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  • 高森
  • 土居

  • 天正十二年九月十一日

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  • 一八〇
  • 土居

注記 (20)

  • 1078,614,62,2268と、吉松治部左衞門を遣せ共、皆若者共なれは、誰先に引んと云者なし、二番に岩松七左衞門
  • 498,609,64,2277合をする程こそあれ、入亂戰所に、寄手の中ゟ國澤越中と名乘老武者唯一騎、鑓取て敵の眞
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