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は、悦あへりつゝ、昔の巴、山吹、閑の前なとは、一旦の勇こそあらめ、かく籠城になれもやし, と、我にかはらぬ者四五人めし具し、本丸之門を扣は、入給へとて、千秋一人計そ入たりける、, に深し、寔金石をも欺く計に諸卒の心一致し、たのもしうそ見えたりける、助右衞門尉、助十, 郎、又十郎かはる〳〵能者共あまた召具し、四方を打廻り、各つかれさるやうにしけれは、皆, 城内を引わりみんと、千秋主殿助か所へ扱をそ掛たりける、此人生國越前之者、利家府中を, たるへし、此義に同してんやと、身ちかき者共に相議しけれは、皆尤なるへしと同しけり、さ, 給ふやうにおはしますよとて、城中の人々此義に恥つゝ、義を思ふ事日々に新にして、夜々, らは本丸に至て、此旨助右衞門尉へとくと談合し、若同心にあらすは、ともかくも計りみん, らは、能州之内二郡并黄金千兩可被致恩賜そ、於同心者、聊不可有相違之起請文を被相越候, 々請取の町場を墓所と定へしと、音もせす靜り返て守りしかは、敵も攻あくみ、謀計を廻し、, 南角の櫓にて千秋ひそかにかくとさゝやきけれは、中〳〵請も付す、唯千秋を東丸へ歸し, 領せし初よりの舊功なるに因て、一方の物かしらとし、東の丸を預け置しなり、敵方に親し, き因みあまたあれは、扱を入、是非々々心を變し、内藏助に對し忠節をいたせよかし、左もあ, へとの事也、千秋思やうは、今五三日も經なは、粮絶、矢種盡、唯首をひろはれん事一定の事, なはあしかりなんとて、即此櫓に留めをき、きひしく番を付置、東丸へは助右衞門か弟奧村, ヲ本丸ニ, 永福範昌, ヲ説ク, キ内應セ, 範昌永福, 幽ス, 範昌ニ説, 成政千秋, シメント, 天正十二年九月十一日, 七〇
頭注
- ヲ本丸ニ
- 永福範昌
- ヲ説ク
- キ内應セ
- 範昌永福
- 幽ス
- 範昌ニ説
- 成政千秋
- シメント
柱
- 天正十二年九月十一日
ノンブル
- 七〇
注記 (26)
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