『大日本史料』 11編 別巻1 p.130

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中に數多くの細工物を納めたる精巧なる籠、かくも僅かの工間にそれ等を納めたるを見て, る抽斗つきの竹製の文机、漆を塗り、その上に極めて美しく金粉を置きたる手洗用の木鉢、, どにつきて數多の質問を發したり、, 彼等は日本の細工物數種を獻じたり、則ち次の如し、秘密筥、則ち見事にしつらへられた, 如何と訊ねしに、パードレは彼等がラテン語を學びし故、イスパニヤ語は堪能ならず、互, 喫驚せられたり、また奥底に甚だ見事に漆を塗りたる小樽状の物、この品は總ての中にて, れを手に執りて、その底が鞣革なるか、また生皮なるかを檢したり、またイスパニヤ語は, 最も陛下の意に適ひたり、その後陛下はこの品を公爵、大身等に示されしが、總ての人々, れを見るや直ちにその片方を〓ぎたり、そは容易に〓ぐことを得るなり、陛下は親しくこ, に語る時にはその國語を用ふる由を答へたり、これに對して陛下は、その國語を忘れざる, ために必要なることなりと述べたり、その他彼等の健康状態、旅行のこと、日本の事情な, はその創意、意匠、及び細工を激賞せしなり、次は美麗にして、且つ、巧に作られ、鍍金, 履に目を止め、その一をよく視ることを望まるゝが如き樣子なりき、ドン・マンシヨはこ, せられたる日本の長き文箱なり、パードレは國王に向ひて、一行が準備も整へず、〓々の中, 獻上品, 天正十年是歳, 一三〇

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  • 獻上品

  • 天正十年是歳

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  • 一三〇

注記 (17)

  • 782,615,58,2289中に數多くの細工物を納めたる精巧なる籠、かくも僅かの工間にそれ等を納めたるを見て
  • 897,621,60,2281る抽斗つきの竹製の文机、漆を塗り、その上に極めて美しく金粉を置きたる手洗用の木鉢、
  • 1131,619,51,871どにつきて數多の質問を發したり、
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