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て中國へ發向し, かはやく取べきと仰られ候、いや何と仰られ候ても、漸十二萬石取候身ふ, しに、みな〳〵御返事にこまりて申上かねしに、遠慮は入さる事なり、存よ, との御読なり、御伽の衆は、是より外には存し寄無之候と申せは、ちんばめ, にあたる者も可有なれとも、夫より先に、早く取へき者あるをはしらすや, もふならん、我等事は、先年信長公より播磨國一ケ國を下され、御代官とし, りたる所を包ます申上候へと、重ねて御意有しゆへ、せん方なく、秀次公の, き御次手に、我等か死候跡にては、天下は誰か取へきとおもふそと御尋有, 重ねて御意に、あのちんばめが智惠のはたらきをしらぬ故に、左樣にはお, んにて、いかて天下を取可申候や、世のたとへにも、長きものにはまかれ、ふ, をかそへ立、面々に申上けれは、扨〳〵あしき見立なり、勿論其内には、其器, 事は申上かたく、加賀利家、徳川家康公、毛利輝元、上杉景勝なとの大身の衆, とき物には呑れよと申候へは、中〳〵ちんばは成申ましくと申上候へは, まるやうなる工風思案は、時によりては幾度も出來りしかとも、大體の事, 度々の大合戰、又は一大事の祕計、息のつ, は、屈度せすして埒明たれとも、事によりては理非の筋を見定かねて、せん, ・○中略、諸所ノ戰, 場ノ事ニ係レリ, 如水ノ智, 如水ノ跛, 謀, 慶長九年三月二十日, 九六
割注
- ・○中略、諸所ノ戰
- 場ノ事ニ係レリ
頭注
- 如水ノ智
- 如水ノ跛
- 謀
柱
- 慶長九年三月二十日
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- 九六
注記 (23)
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