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も、既にして神慮を畏みて其念を去れり、, 八月十六日, を豫防せんが爲なりき、, の朝、二人の士官は、兵卒を率ゐて入り來れり、ベルシ, ベルシオルに告ぐるに、毛利殿の命に依りて、人質を徴することを以てせ, たり、二人の重なる士官、柳澤三左衞門、及坊主ミョーゴンジョ, 人質の生命は重んぜらる、ベルシオルは、其季子フランソア、イノスケ、, 吐くべき時間を與へられん〓を請ひしも、其家は、猶引續き圍まれ居たり, かせり、始めは己を保護せんとの思想を有し、長刀を以て身を堅めたりし, り、彼等は死刑の宣告に關することは一言も發せざりき、是れ一切の抵抗, 此を見て、最後の瞬間の、既に迫れることを知り、死の準備を以て一夜を明, ベルシオルは、此等の人質を出し、さて毛利殿の前に出でゝ、其處にて、實を, 實際日本の俗として、死に處せらるべきものが抵抗し、又は逃避すること, あるときは、其人質が死に致さるゝなり、もし逃避も、抗抵もせざるときは、, 、及其孫マノエル彌三郎を出せり、後者は毛利殿と親戚なり、, 聖母昇天祭の日、毛利殿は、千人の兵を遣して、ベルシオルの家を圍ましめ, 内に入り, ○陰暦七, 之助, ○伊, 月二日, 悟寺, ○妙, 元直ノ人, 質, 妙悟寺, 慶長十年七月二日, 三一八
割注
- ○陰暦七
- 之助
- ○伊
- 月二日
- 悟寺
- ○妙
頭注
- 元直ノ人
- 質
- 妙悟寺
柱
- 慶長十年七月二日
ノンブル
- 三一八
注記 (28)
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