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に書給へと仰られ、, よみし翁はこの苔のした, ほの〳〵と明石の浦の朝きり, ふし、人々集り居、歌を讀手向居たりしか、此社え詣つる人は、歌をよみ手, れは、一座之中より硯引寄せ、我等記し侍らんといふ時, に記され候へと言時、幽齋公御辭退有て、我らは歌之事は得知らぬ者之, と仰られ、直に船え歸り給ふ、一座の面々大きに驚き、御跡より付て見る, かれぬ所止事なし、去なから、愚筆なれは、それへ書付て給ひ候へと仰け, に、幽齋公の船のよし聞て、何れも赤面に及ひしとなん、, 嘲哢するものもありしが、筆者より、其先はと申せしかは、朝霧と、との字, よし仰けれは、彌各、なふらばやと思ひ、しきりにすゝめたれは、さらはの, 向候習ひにそ侍る、いさよみ給へとて、各、よみたるを書付置しを出し、是, 幽齋君御狂歌と云一册、或人より借受候處、別卷御自, と仰られしかは、各笑を催し、田舍者と見て、おかしき事を申さるゝとて、, 細川家記〕, 〓御書留之寫ニ見へたるき略之、御本譜御紀行等に出たるも同前、初而伺, 慶長十五年八月二十日, 藤孝六, 六, 慶長十五年八月二十日, 五六六
割注
- 藤孝六
- 六
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- 慶長十五年八月二十日
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- 五六六
注記 (21)
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