『大日本史料』 12編 8 慶長十六年三月~同年十月 p.488

Loading…

要素

割注頭注ノンブル

OCR テキスト

加藤肥後守殿へ、奉公をのそむ浪人三人有け, をつとめけり、誠に、有陰徳者陽報之といへるは、此又藏が事なるへし、, 〔備前老人物語〕, いたしけり、かくのごとく仕る事、十年に餘ける故、長州中にかくれなかり, けるを、浦人ども見て、此者は何者にて有やらん、不審なる者哉と、とりさた, ひ、我身の非をおもはざる物なるに、主君の恩を忘れずして、我身の非をし, り、一人は仙石角左衞門也、其外は其名さたかならす、角左衞門は立身の望, れば、朱嘉云、遠者人之所易忘也云々、又、我身おちぶるれば、却て主に怨をい, 〳〵近世にはめづらしき者なり、主人の恩も、年長ぬれば忘るゝもの也、さ, り、其上一旦は善根をも行事もあれ共、遂てはなりがたき物ぞかし、すでに, 所の代官をもつて聞給ふにより、始終の樣子かくす事なく申ければ、扨も, ける故、後は國主、此事聞をよび給ひ、其は只者にては有まし、子細を尋問と、, 〓みなり、一人は度々の用に立し人なれは、今は年寄て何の望もなし、少し扶, 十年に餘、今に懈怠なく、さやうに仕るは、きどく千萬なる侍なりとて、國主, へ召出され、本知下行有て、鹽たれ衣〓捨て、二度武の家に立歸て、箕裘の業, 持給り、心安く一生を送りたしとなり、今一人は若きものにて、いかさま物, ○遺老物, 語所收, 衞門, 仙石角左, 慶長十六年六月二十四日, 四八八

割注

  • ○遺老物
  • 語所收

頭注

  • 衞門
  • 仙石角左

  • 慶長十六年六月二十四日

ノンブル

  • 四八八

注記 (22)

  • 506,1477,66,1361加藤肥後守殿へ、奉公をのそむ浪人三人有け
  • 618,608,71,2098をつとめけり、誠に、有陰徳者陽報之といへるは、此又藏が事なるへし、
  • 477,570,103,492〔備前老人物語〕
  • 1673,600,67,2221いたしけり、かくのごとく仕る事、十年に餘ける故、長州中にかくれなかり
  • 1788,588,71,2229けるを、浦人ども見て、此者は何者にて有やらん、不審なる者哉と、とりさた
  • 1084,603,74,2225ひ、我身の非をおもはざる物なるに、主君の恩を忘れずして、我身の非をし
  • 381,609,77,2232り、一人は仙石角左衞門也、其外は其名さたかならす、角左衞門は立身の望
  • 1199,599,75,2226れば、朱嘉云、遠者人之所易忘也云々、又、我身おちぶるれば、却て主に怨をい
  • 1316,611,73,2217〳〵近世にはめづらしき者なり、主人の恩も、年長ぬれば忘るゝもの也、さ
  • 962,601,78,2230り、其上一旦は善根をも行事もあれ共、遂てはなりがたき物ぞかし、すでに
  • 1433,593,73,2227所の代官をもつて聞給ふにより、始終の樣子かくす事なく申ければ、扨も
  • 1552,591,72,2245ける故、後は國主、此事聞をよび給ひ、其は只者にては有まし、子細を尋問と、
  • 264,622,77,2219〓みなり、一人は度々の用に立し人なれは、今は年寄て何の望もなし、少し扶
  • 847,603,77,2227十年に餘、今に懈怠なく、さやうに仕るは、きどく千萬なる侍なりとて、國主
  • 733,618,75,2216へ召出され、本知下行有て、鹽たれ衣〓捨て、二度武の家に立歸て、箕裘の業
  • 140,617,89,2226持給り、心安く一生を送りたしとなり、今一人は若きものにて、いかさま物
  • 531,1124,42,254○遺老物
  • 487,1119,42,185語所收
  • 356,244,42,79衞門
  • 401,244,46,171仙石角左
  • 1901,655,45,471慶長十六年六月二十四日
  • 1920,2400,40,121四八八

類似アイテム