『大日本史料』 12編 9 慶長十六年十一月~同十七年七月 p.674

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の城を給ふ, 君、御迎ひの爲に出向はせ給ひしに、御輿の内より、年ころ竹千代殿に、ふと, ○理慶尼の記ニヨレバ、忠直ハ、天正十年三月、勝頼滅亡ノ時、父昌恆ノ, こ海刀まゐらせんと思ひしに、けふこそ求め得て侍れとて、自らかの兒の, らる、僧は大に畏り、悦ふこと斜ならず、頓て御輿に載せ歸らせ玉ひける、若, 上總介殿と一つ所にひとゝなつて、大相國家の御身近く召し仕る、, 手を引なから、御輿を出て給ひ、若君に參らせられ、また茶阿の局を召し、, 七年、上總國久留里, 同しき, 辰千代丸か弟ぞと思ひ、此子、養ひにせよと仰せられしかば、, はの思}よへ直召徳記居, 一近ひうり召の仕川と防ろ, 位くも仕君仕舊は殿い守ら, 覺院殿の御事, 介殿の御母、長, より下し給ふ事、此時ゟの例といふ〇中略, 元日の門の松より初て、春祝ふべき種々、公, ○慶, 土屋つ, 二萬石、はじめ忠直か母、いまた年わかくして、夫に後れて、寄ら, ん方なのりけ〓は、昌恆つ手の者共、とかく計ひて、松平周防守, 嫡流に, ふ、忠直には、母を同しくしたる弟也殊に岡田は、數度の高名を顯し、徳川殿, が家老岡田竹右衞門元次に嫁せしめしかは、男子をまうく、岡田内記とい, むかしより知召さ〓し者なれば、のれと云ひ、是と云か、かの内記を召仕は, の局つ子神尾刑部少輔つ弟となして召出さる、後, に神尾備前守元勝といひしは、是なりけり、○下略, 長, るへし、忠直つ名字與へそ、土屋と名のらせよと仰せ下さ〓しに、忠直か舊, 總, はるゝ事、たゞ忠直ろ父の名字の故にこそ候へ、又、忠直いと〓なきより、君, 母の弟、召仕るへきよし、誠に忝なき次第なり、さりなつら、忠直の、つく召仕, に仕へて、彼と一所に在らさは、その心をも知らす、いっに母を同しう什, り候とも、心をも知らさらん者に、忠直つ父の名字、あたへ候はん事、思ひも, 召仕は〓し一位の局に仰せられやしなうて子とせよとありしつは、一付, よらす候と、辭し申なれば、申ところ理至極せり、さらはとて、徳川殿の近く, 上, 々、公, 神尾元勝, 慶長十七年四月九日, 六七四

割注

  • 覺院殿の御事
  • 介殿の御母、長
  • より下し給ふ事、此時ゟの例といふ〇中略
  • 元日の門の松より初て、春祝ふべき種々、公
  • ○慶
  • 土屋つ
  • 二萬石、はじめ忠直か母、いまた年わかくして、夫に後れて、寄ら
  • ん方なのりけ〓は、昌恆つ手の者共、とかく計ひて、松平周防守
  • 嫡流に
  • ふ、忠直には、母を同しくしたる弟也殊に岡田は、數度の高名を顯し、徳川殿
  • が家老岡田竹右衞門元次に嫁せしめしかは、男子をまうく、岡田内記とい
  • むかしより知召さ〓し者なれば、のれと云ひ、是と云か、かの内記を召仕は
  • の局つ子神尾刑部少輔つ弟となして召出さる、後
  • に神尾備前守元勝といひしは、是なりけり、○下略
  • るへし、忠直つ名字與へそ、土屋と名のらせよと仰せ下さ〓しに、忠直か舊
  • はるゝ事、たゞ忠直ろ父の名字の故にこそ候へ、又、忠直いと〓なきより、君
  • 母の弟、召仕るへきよし、誠に忝なき次第なり、さりなつら、忠直の、つく召仕
  • に仕へて、彼と一所に在らさは、その心をも知らす、いっに母を同しう什
  • り候とも、心をも知らさらん者に、忠直つ父の名字、あたへ候はん事、思ひも
  • 召仕は〓し一位の局に仰せられやしなうて子とせよとありしつは、一付
  • よらす候と、辭し申なれば、申ところ理至極せり、さらはとて、徳川殿の近く
  • 々、公

頭注

  • 神尾元勝

  • 慶長十七年四月九日

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  • 六七四

注記 (41)

  • 1008,681,55,342の城を給ふ
  • 1709,681,60,2203君、御迎ひの爲に出向はせ給ひしに、御輿の内より、年ころ竹千代殿に、ふと
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