『大日本史料』 12編 11 慶長十八年三月~同年九月 p.145

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も疑ひなし、我娘は、いまた死にたりとも聞す、さまて罪深るへしとも覺へ, を食へとてさしつけけり、夢の中に、いつそやの夢の如しと思て、又珠數を, むにかひなし、今我跡にて、念佛一遍唱る者なし、萬刧をふるとも、片時の苦, くはへ、念佛を申と思ふ程に夢覺たり、其後信に道心の志進み、命さへ助り, れり、此度は、火の車は見へす、顏はもと見し如くにて、頭より下は、犬の形に, し、扨もおそろしき夢かな、石見守か日頃の惡行にては、眞にかく有べき事, 念佛申、精進をして魚を食す、又或夜の夢に、鬼と思しき者、我娘を、狸なとく, す、生なから、魂は地獄にこそ墮つらん、其頃、我娘は、京に還され候、其後は彌, てつくはひたり、偖は、畜生地獄にや墮つらんと見る程に、石見守、〓を流し, けりと思て大息をつく、其はらりたのなまくさき事、夢覺て後も、鼻に有如, といふ、其由を問ん心地もなくみる所に、鬼彼か足を取て、二ツに引裂、己是, たらは、出家せんと思ひ定め侍る、又或夜の夢に、石見守父子三人と我娘來, 言樣、我地獄に墮て、かゝるくげんは、身のなせし儘のつみなれは、くひ泣し, ゝりたるやうに、足手をくゝり提て、我前に置、娘泣悲みて、我に助て給はれ, に成と思ふ程に、夢さめたり、大汗流れて、しはらく人心地なし、是は夢なり, 長安ノ妾, 等赦サル, 慶長十八年四月二十五日, 一四五

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  • 長安ノ妾
  • 等赦サル

  • 慶長十八年四月二十五日

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  • 一四五

注記 (19)

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