『大日本史料』 5編 13 仁治元年9月~同2年12月 p.760

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もくたけておつるに、袖のなみたひとつにみえて、月もふけ行まゝに、い, れよと我といひて別しか、それをわすれぬは、いひし〓をわすれたる也、, なしなんといひしをわすれぬは、忘れたる也、さらんには、夢になして忘, とゝ袖のなみたもをきまされは、おもくなりゐて、こ萩の露とあらそひ, 兩人申たりし趣かはりたる也、そのころ洛中に沙汰ありしは、予か申侍, しは猶叶たると云々、申侍しは、人と契て、更にうつゝともなし、たゝ夢に, 一定家卿、わすれぬやさはわすれけり我心ゆめになせとそいひてわかれ, る庭をなかめつゝ、人を待ゐたれは、風あらく本あらのこ萩にふきて、露, かめゐてこそあるらめとをしはかられて哀なり、, し、是又心得かたき歌也、勝定院御時、予と畊雲とに、此歌を御尋ありしに, り、ちやと聞ては心えられす、たは〓を云たるやう也、されとも、我身をそ, れになしはてゝ案すれは、骨髓にとをりて面白なり、萩のさきみたれた, 我身を、題のこゝろになしてよみたれは、待といはねとも待心きこえた, たる風情、おもひやられて侍、心ふかくきこゆ、えんのはしへもいてゝ、な, かやうに、定家卿の歌はしみいりて、その身になりかへりてよみ侍し也, 仁治二年八月二十日, 仁治二年八月二十日, 七六〇

  • 仁治二年八月二十日

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  • 七六〇

注記 (18)

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