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我等は遂にこの日, 島の探檢をなしゝが之を發見する能はざりき、其後少しく暴風に遭遇せ, るに甚だ困難を感じたり、, ぜんことを恐れて沈默せり、これ皆前記の宣教師の爲しゝところなり、而, しく、契約に背きしことも少からざりしが、司令官は更に大なる不幸の生, 船に積みたる食料品は、航海の半ばの供給に足らず、又船員の待遇甚だ惡, に向ひて出發し、十月二十七日に至るまで、造船及び渡航準備に盡力せり, 右、〓約の條項は、當初は確に履行せられたり、司令官及びその部下は、奧州, 令官は多少盡力したれども、到底之を改むること能はざるを見、終に船客, 心をも充たす爲めに、日本人に或事件を約せしことなり、, して彼は好む丈けの日本人を船に乘せて、自ら司令官を以て任じたり、司, この間日本人は前に述べし如く、世界中最も惡しき人間なれば、之を遇す, として乘り込みたり、若し然らずんば、日本人は前に言へる如きものなれ, ば、之を殺したるやも知れざりしなり、, が、イスパニヤ渡航を希望し、この事に關して仲介者となり、又彼自身の野, 出帆し、海上天候靜穩なりしかば、再び金銀, ○十月二十, 七日ナリ, びすかい, 日本人二, の部下ト, 共二奥州, 對スル評, 二赴ク, 金銀島探, 檢, 慶長十八年九月十五日, 二九
割注
- ○十月二十
- 七日ナリ
頭注
- びすかい
- 日本人二
- の部下ト
- 共二奥州
- 對スル評
- 二赴ク
- 金銀島探
- 檢
柱
- 慶長十八年九月十五日
ノンブル
- 二九
注記 (28)
- 438,623,53,545我等は遂にこの日
- 306,624,68,2194島の探檢をなしゝが之を發見する能はざりき、其後少しく暴風に遭遇せ
- 1369,627,52,781るに甚だ困難を感じたり、
- 1005,624,64,2204ぜんことを恐れて沈默せり、これ皆前記の宣教師の爲しゝところなり、而
- 1117,624,68,2206しく、契約に背きしことも少からざりしが、司令官は更に大なる不幸の生
- 1235,625,67,2206船に積みたる食料品は、航海の半ばの供給に足らず、又船員の待遇甚だ惡
- 1590,629,63,2210に向ひて出發し、十月二十七日に至るまで、造船及び渡航準備に盡力せり
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- 1826,630,60,1713心をも充たす爲めに、日本人に或事件を約せしことなり、
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- 657,628,64,2192として乘り込みたり、若し然らずんば、日本人は前に言へる如きものなれ
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