『大日本史料』 12編 15 慶長十九年十月~同年十一月 p.862

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く川木よど川へ馬を入る時、馬の尾に取付てむかひへおよぎしか、ともに, 左衞門いと無念におもひける時に、大坂みだれをよろこび、羽織に咲時き, 覺へず、さあらんにをいては、我もつへる事あらじといひをきしが、其こと, ふものありきり、おのとひとしきもの、吉明殿氣に入、とりたて給ふを、此所, 時、妻子に申をきけるは、我主此たひ國を出くふたゝびかへるへき人とは, 死すると也、又黒川つ〓〳〵わが馬にいひふくめけるは、かほとになんち, ならねは、人馬つかれて二騎共になかれ死する也、扨もあへなき死やうか, なと、みな〳〵拳をにぎる、又川木か若黨に勇なる者こそあれ、國本を出る, 事あらは、死を共にせんするそ、我をうらむるなといひしが、其〓く水中に, らべてをよかする、され共むかひのきし場あしくして、馬のあがるへき所, をひさうするは、ま〓の用に立へきと頼み切たるに、もし心にかなはさる, く、馬のひらくびを二刀さしとをしたると也、是は後ひきあげていづれも, 花の數にはあら浮ともと云歌を墨にて書、大坂へ供し侍る、心剛なりたれ, 〔勇士物語一言集〕四加藤左馬之允吉明殿のさむらひ辻所左衞門とい, 見たるとなり、, 辻所左衞, 門ノ剛勇, 慶長十九年十一月七日, 八六二

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  • 辻所左衞
  • 門ノ剛勇

  • 慶長十九年十一月七日

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  • 八六二

注記 (19)

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