『大日本史料』 12編 16 慶長十九年十一月~同年十二月 p.218

Loading…

要素

割注ノンブル

OCR テキスト

棧のたゆれは谷の雪分て, 法つれをも犬のお〓やる鳥の落, 殘るこそ數多破樋の中ならめ, 古跡は道もならしの絶やらて, 世ゆすりてあふく處の花の賀に, 菅の葉のみたれあひぬる爰かしこ, 草の庵も隣つからに結はまし, 葛城や月も流るゝ飛鳥川, 笛の音も朧月夜に成けらし, 跡に今なし隔める有馬山, 名のりをも新關すえて聞分ち, 草の色さへ淺澤のすヘ, 忍ふにも袖の移香とかめられ, 名殘なく秋のむら雨降とを〓, 月ミよといさめあやしき詞にて, 〓妻をつさねしとかを思ひと〓, 下待と夕の屏あけ置て, しりえぬは更には垣の内にして, 使さへ多たり來あへる文の中, 旅はたゝ野山にをくる日數にて, 立よりつゝも舍のらまし, 雨夜の月の影遲き空, ひかりはつかにうりるつた岡, いつよりかしめをく三輪の神, そことしもなくしける笹原, まかせて風に猶やふれ簑, 軒端の山の霞む明く〓, 身は乃のれても入法の門, ならひ來て, しられし〓ぬる里人もろ治, 〓ゝつらひきて命まつ程, 永日あつす舞つヘす袖, あれはてにたる田面はるけし, たヽよひつるもきゆる浮〓務, 駒に車もまし〓たつ道, わかれし閨に人の音つま, 出る樵夫の遠き山口, 竹のそよきも身に入る頃, 國のさのひの人はかり〓, 〓ろむる程もたゝ思ふつ, 峯に住しも又第もと寺, 一筋つゝく水の行末, 慶長十九年十一月二十五日, 夏の日のく金とみゆるは松の陰, 所々冬野の水や氷るらん, 簾の内に吹入風の長閑にて, 花を千とせのみとり哉, しはしたゝ秋の〓の飛みたれ, 〓ぬれは只火を里のしるへにて, う〓戀衣なにゝきつらん, うや戀衣なにゝきつらん, 一筋つゝく水の行末, 慶長十九年十一月二十五日, 二一八

割注

  • うや戀衣なにゝきつらん
  • 一筋つゝく水の行末

  • 慶長十九年十一月二十五日

ノンブル

  • 二一八

注記 (54)

  • 839,1716,44,723棧のたゆれは谷の雪分て
  • 507,1715,41,729法つれをも犬のお〓やる鳥の落
  • 775,1712,43,727殘るこそ數多破樋の中ならめ
  • 1407,1719,45,724古跡は道もならしの絶やらて
  • 984,1716,43,726世ゆすりてあふく處の花の賀に
  • 709,1713,44,723菅の葉のみたれあひぬる爰かしこ
  • 570,1710,43,732草の庵も隣つからに結はまし
  • 1333,1720,45,729葛城や月も流るゝ飛鳥川
  • 913,1716,42,729笛の音も朧月夜に成けらし
  • 433,1713,45,732跡に今なし隔める有馬山
  • 1057,1719,43,730名のりをも新關すえて聞分ち
  • 1619,1715,43,720草の色さへ淺澤のすヘ
  • 238,1712,44,726忍ふにも袖の移香とかめられ
  • 1263,1717,42,729名殘なく秋のむら雨降とを〓
  • 173,1709,41,726月ミよといさめあやしき詞にて
  • 306,1718,42,721〓妻をつさねしとかを思ひと〓
  • 1189,1718,43,725下待と夕の屏あけ置て
  • 368,1713,43,727しりえぬは更には垣の内にして
  • 1130,1712,42,737使さへ多たり來あへる文の中
  • 644,1711,43,725旅はたゝ野山にをくる日數にて
  • 1484,1721,39,728立よりつゝも舍のらまし
  • 1692,1716,44,732雨夜の月の影遲き空
  • 1558,1722,36,727ひかりはつかにうりるつた岡
  • 370,682,44,723いつよりかしめをく三輪の神
  • 436,677,42,729そことしもなくしける笹原
  • 644,677,45,729まかせて風に猶やふれ簑
  • 1758,1721,42,726軒端の山の霞む明く〓
  • 307,673,42,731身は乃のれても入法の門
  • 1828,607,41,263ならひ來て
  • 576,672,40,728しられし〓ぬる里人もろ治
  • 508,684,42,724〓ゝつらひきて命まつ程
  • 915,677,43,744永日あつす舞つヘす袖
  • 715,676,39,729あれはてにたる田面はるけし
  • 1265,680,43,788たヽよひつるもきゆる浮〓務
  • 989,677,43,801駒に車もまし〓たつ道
  • 175,675,42,725わかれし閨に人の音つま
  • 844,676,43,725出る樵夫の遠き山口
  • 1193,677,41,789竹のそよきも身に入る頃
  • 1065,675,38,752國のさのひの人はかり〓
  • 1136,680,40,783〓ろむる程もたゝ思ふつ
  • 1338,676,45,754峯に住しも又第もと寺
  • 776,691,45,716一筋つゝく水の行末
  • 1926,711,46,509慶長十九年十一月二十五日
  • 1411,679,44,848夏の日のく金とみゆるは松の陰
  • 1558,671,44,773所々冬野の水や氷るらん
  • 1697,677,41,727簾の内に吹入風の長閑にて
  • 1761,674,43,748花を千とせのみとり哉
  • 1625,676,42,727しはしたゝ秋の〓の飛みたれ
  • 1486,685,44,931〓ぬれは只火を里のしるへにて
  • 240,672,44,728う〓戀衣なにゝきつらん
  • ... +4 more

類似アイテム