『大日本史料』 12編 16 慶長十九年十一月~同年十二月 p.227

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源や同し佛の法ならし, 忍ふにもあたりにおしき身の別, 小車の簾の露を袂にて, 出ぬヘく汐時つくる湊船, 幾度か森の木葉の時雨るらん, あへすしも花山ふむはおとろかれ, あらは〓るあたかの壁も便にて, かはりつゝ親をたすくる心あれや, 夢ミぬ船に明ぬこのよは, 堀となき山田はあせも分つ〓て, 秋はワきて西を願の心さし, 庭にたつ程さべ杖を月の下, 山まてに竹の林や深つらん, 嵐をもきかぬは九重ねにて, 乙女子か千はやかけ帶引はへて, 玉章をかきつたへはや天つ鴈, はし鷹のをひ羽もあらく鳥, 思ひ引物吹物の了ゑ, 猶風やたすたつ須磨の波, 方る頃近くなるふのみ草, 竹のかくれも淺き溝川, 立こめてくらき霞の岩傳ひ, 鹿の子の蹄たて入山, 菊はうつろひさかりなる頃, 色をつくして錦きる人, 音はるかにも落瀧つ波, つゝしはよきよとる柴のうち, あとたれにたる伊勢の神垣, 老はてけりな露のした草, 詠る月におもひやるかた, 聲々に〓そはれさそふむら千鳥, 虎の口にも遠さろる道, 待々し月は一葉の柳陰, うす雪もさそ峯はつもれる, すみかに近き虫の聲々, 出こし人は朝〓務の程, 世をのかるゝをたのしみとする, 風をもさそひくる生田川, 舟はから櫓にから楫の聲, 風にをれふす菅のむら〳〵, つゝきつゝかぬ道の末々, ノ〓〓師の門と〓すなり, いつれをも高麗唐の舞の袖色, 〓りつる草にいつしの秋の霜, 幣とり〳〵の袖のましはり, 傳せしにこさらましつは宿の月, むすはんもつもる芥に埋れ水, かそふるにつゝける雨はけふ幾日, 冨ぬれはおこりきはむるならはしに, 慶長十九年十一月二十五日, 夏の日にかたへ荒田の土さけて, むすはんもつもる芥に埋れ水竹のかくれも淺き溝川, 傳せしにこさらましつは宿の月思ひ引物吹物の〓, 茂りつる草にいつしか秋の霜菊はうつろひさかりなる頃, 慶長十九年十一月二十五日, 二二七

  • 慶長十九年十一月二十五日

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  • 二二七

注記 (56)

  • 927,1712,43,731源や同し佛の法ならし
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