『大日本史料』 12編 16 慶長十九年十一月~同年十二月 p.235

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松に小松の陰をならふる, そのいにしへの夢つたりする, 深谷の奥ものとろなる頃, 身の〓はりや思ひ分けん, 雲のむヘは誰終そを, まくらもうくはたゝ〓川, 見れは劔を携ふる人, 信羅高麗船かゝる箱崎, すさみはかりの哥の言のは, 家を出んもおもひたゆたふ, むかしの春を忍ふひとりゐ, あさけりをのみま手くはかなさ, をよひひとつをくひもつへらす, 月にたひ〳〵時雨ふる秋, つたらひ更す露の淺茅生, 及なき望をはたゝおもふなよ, そふたうはりも人の不と〳〵, 去年の枯生のすゝきいく本, あふ事もはた又遠にそなる, いろなれは齡の後の好こゝろ, 色はつはらす梅ひらく宿, 雲のいなりの山ほのか〓り, いつくしみ大内よりも世を治め, 風に胡蝶のさそはれて行, うつら鳴〓る野路のろたはら, のへすとてそへし雉かも狩衣, とけぬるもまたこにる池水, したしみて只もろともの舞ならし, さしかへぬるも化のかは〓り, 流來る方もや落し瀧の水, いとセめてくせをくせ羽る物怨, 榻立て小車よする月の本, 夕務も猶深草の里つゝぎ, 身のとかを數ふるにまつ醉心, さき迄はよその契と聞多して, 己か聲わか〓松虫きり〳〵す, 月に友外にうへ木の花はいさ, 冬こそ月とむろひ見る床, 鶯の鳴なれにたる軒端にて, 中絶し人にも終にめくりあひ, のふ毎に山の色もや増るらん, 今はとて世を遠山に入のほり, 左遷て又立かへる花の春, あふくより神の惠も弘前に, 置とみし露のこほるゝ夕付日, 聞しらぬ琴笛の音はあやしまれ, 慶長十九年十一月二十五日, 絶々の霞の籬野をろけて, かへすともしはし荒田の原ならし, 窓に晴たる木葉哉, けよ中につかひはなれぬ寫鳴て, 二三五

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  • 二三五

注記 (52)

  • 1617,1707,41,728松に小松の陰をならふる
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