Loading…
要素
頭注ノンブル
OCR テキスト
て大御所御機嫌宜しからす、曾て上意なく、不首尾にく武藏守死去せらる, 付給ひ、此謀偏に左衞門督を思ふに依て也、今左衞門督我巧む所の毒を給, 死去也、武〓氣色惡しといへ共、夏陣に就て播〓ゟ兵を發し、遲參に及に依, 入て其不仁を歎かる、大坂冬陣御和談に就て、各歸陣有り、翌元和元年正月、, して飛付、殘る所の片割を取て食せらる、其座の有樣甚不審也、此事母堂聞, ゝ事、其比風説有りと也、, 武藏守には母堂を訪ひ給はん爲、備前に趣き對面有り、母堂馳走として〓, なは其死近かるへし、渠を失て我いかんそ生殘るへきと悶り歎て、かの毒, と披露す、武藏守には其毒に中く次第に氣色惡敷、翌二年六月十三日終に, せられ、蒸菓子女中給仕し武藏守の前に居る所の饅頭、左衞門督自分の前, に居る所の饅頭と引替、是を取く割て食せらる、武〓是を見、其心底を感察, て左衞門督も其毒に中り續て死去也、故に兩人共に疱瘡にて死去せしむ, 饅頭を取寄、是を給らるゝに依て、母堂強く毒に中りて間なく死去也、斯し, み、是を異く左衞門督御領國に合さしめん事を巧めり、此趣左衞門督耳に, 池田家傳ニ曰、母堂良昭院殿、常に武藏守惣領として大祿を領する事を猜, 披露ス, 不仁ヲ歎, 死セリト, 疱瘡ニテ, 忠繼母ノ, 元和元年二月二十三日, 八三九, 元和元年二月二十三日
頭注
- 披露ス
- 不仁ヲ歎
- 死セリト
- 疱瘡ニテ
- 忠繼母ノ
柱
- 元和元年二月二十三日
ノンブル
- 八三九
- 元和元年二月二十三日
注記 (23)
- 411,615,64,2227て大御所御機嫌宜しからす、曾て上意なく、不首尾にく武藏守死去せらる
- 1110,616,59,2232付給ひ、此謀偏に左衞門督を思ふに依て也、今左衞門督我巧む所の毒を給
- 526,621,65,2226死去也、武〓氣色惡しといへ共、夏陣に就て播〓ゟ兵を發し、遲參に及に依
- 1688,622,60,2238入て其不仁を歎かる、大坂冬陣御和談に就て、各歸陣有り、翌元和元年正月、
- 1225,623,59,2229して飛付、殘る所の片割を取て食せらる、其座の有樣甚不審也、此事母堂聞
- 302,635,55,702ゝ事、其比風説有りと也、
- 1572,620,61,2232武藏守には母堂を訪ひ給はん爲、備前に趣き對面有り、母堂馳走として〓
- 993,629,60,2221なは其死近かるへし、渠を失て我いかんそ生殘るへきと悶り歎て、かの毒
- 641,625,66,2217と披露す、武藏守には其毒に中く次第に氣色惡敷、翌二年六月十三日終に
- 1456,627,61,2225せられ、蒸菓子女中給仕し武藏守の前に居る所の饅頭、左衞門督自分の前
- 1342,627,60,2223に居る所の饅頭と引替、是を取く割て食せらる、武〓是を見、其心底を感察
- 759,622,64,2218て左衞門督も其毒に中り續て死去也、故に兩人共に疱瘡にて死去せしむ
- 875,625,65,2220饅頭を取寄、是を給らるゝに依て、母堂強く毒に中りて間なく死去也、斯し
- 1805,629,60,2216み、是を異く左衞門督御領國に合さしめん事を巧めり、此趣左衞門督耳に
- 1921,620,60,2227池田家傳ニ曰、母堂良昭院殿、常に武藏守惣領として大祿を領する事を猜
- 609,245,42,123披露ス
- 1808,250,45,175不仁ヲ歎
- 656,250,37,166死セリト
- 695,246,42,170疱瘡ニテ
- 1853,247,43,169忠繼母ノ
- 198,689,46,427元和元年二月二十三日
- 194,2425,41,122八三九
- 198,689,46,428元和元年二月二十三日







