『大日本史料』 12編 25 元和二年五月~同年是歳 p.383

Loading…

要素

割注頭注ノンブル

OCR テキスト

神埼の人にして、行年六十二歳なりき、, 十五歳の青年にして、就任の初より、迫害者として立ち、先づ一人の殉教者, を出せり、パウロ・ヤスダユーは、熟練せる大工にして、城内の匠長なりしが, の所領、竝に基督教徒に對する反感の繼承者は、トラスケ殿なりしが、彼は, 死せり、ルイスは筑後シエタガの人にして、行年六十四歳、又ミゲルは肥前, 肥後に於ては主計殿、此頃死せしが、毒〓せられたるならんと傳へらる、彼, ル・イシダは、恐しき拷問を受け、ルイスは六週間、ミゲルは五十一日の後に, 此のせに依筋はに徒はオ彼囚死, 患の有樣を、よく, せのし食飮間, 示患少のを日, 征服せられて、予は勝利を得たり、予は眞實を傳へんが爲めに、此語を, 原註、ルイスは家族に向ひ、其死する, 日を豫言したり、ミゲルは、幽囚十五, 日間の後、幻に二人の小兒來りて、彼に甘き飮物を勸むるを見しが、彼は之, 斷たれたり予が此等の苦患によく耐え得たるは、自己の力に依るに, あらず、全く我等の主耶蘇基督と處女との力に外ならず、三體にしド, を飮むと共に、地上の食物を取るの必要を感ぜず、十五日間彼は數オンス, て切斷せられ、〓鐵を以て額に十字架を烙印せられ、遂に・腿の筋をも, れ、縛せられ、肩に大石を負ひて、空中に吊されたり、又手足の指はすべ, 唯一の神なる父と子と、聖靈の神聖なる三位一體か、予に賦與せる力, に依りて、予は神を棄てざりき、日本の君の權力は、聖なる信仰の力に, の食を取りしも、次の十五日間は、一食だもなさずして生存せり、彼は死に, 今囘予が殉教の場所に至るや、予は竹を以て叩かれ、尚ほ裸體にせら, めたり、, 少しく先ちて、次の語を述べしが、こは歎美すべきものにして、兩信徒の苦, 記さし, 征服せられて、予は勝利を得たり、予は眞實を傳へんが爲めに、此語を, 患の有樣を、よく, 〓り靈基患額ひるがはるて, 眞君るとえを吊をすな感飮豫ル, 示せるものなり、, はのな女耐架に竹美もをきを註, を權位力た印れてきずずをしス, に仰與體にの指體信彼數が幽其, 命辭, 毒殺ノ噂, 肥後ニ於, 殉教者絶, ケル迫害, 加藤清正, 元和二年八月八日, 三八三

割注

  • 原註、ルイスは家族に向ひ、其死する
  • 日を豫言したり、ミゲルは、幽囚十五
  • 日間の後、幻に二人の小兒來りて、彼に甘き飮物を勸むるを見しが、彼は之
  • 斷たれたり予が此等の苦患によく耐え得たるは、自己の力に依るに
  • あらず、全く我等の主耶蘇基督と處女との力に外ならず、三體にしド
  • を飮むと共に、地上の食物を取るの必要を感ぜず、十五日間彼は數オンス
  • て切斷せられ、〓鐵を以て額に十字架を烙印せられ、遂に・腿の筋をも
  • れ、縛せられ、肩に大石を負ひて、空中に吊されたり、又手足の指はすべ
  • 唯一の神なる父と子と、聖靈の神聖なる三位一體か、予に賦與せる力
  • に依りて、予は神を棄てざりき、日本の君の權力は、聖なる信仰の力に
  • の食を取りしも、次の十五日間は、一食だもなさずして生存せり、彼は死に
  • 今囘予が殉教の場所に至るや、予は竹を以て叩かれ、尚ほ裸體にせら
  • めたり、
  • 少しく先ちて、次の語を述べしが、こは歎美すべきものにして、兩信徒の苦
  • 記さし
  • 征服せられて、予は勝利を得たり、予は眞實を傳へんが爲めに、此語を
  • 患の有樣を、よく
  • 〓り靈基患額ひるがはるて
  • 眞君るとえを吊をすな感飮豫ル
  • 示せるものなり、
  • はのな女耐架に竹美もをきを註
  • を權位力た印れてきずずをしス
  • に仰與體にの指體信彼數が幽其

頭注

  • 命辭
  • 毒殺ノ噂
  • 肥後ニ於
  • 殉教者絶
  • ケル迫害
  • 加藤清正

  • 元和二年八月八日

ノンブル

  • 三八三

注記 (43)

  • 1683,628,61,1160神埼の人にして、行年六十二歳なりき、
  • 397,629,61,2218十五歳の青年にして、就任の初より、迫害者として立ち、先づ一人の殉教者
  • 280,629,59,2222を出せり、パウロ・ヤスダユーは、熟練せる大工にして、城内の匠長なりしが
  • 514,635,61,2211の所領、竝に基督教徒に對する反感の繼承者は、トラスケ殿なりしが、彼は
  • 1803,630,60,2214死せり、ルイスは筑後シエタガの人にして、行年六十四歳、又ミゲルは肥前
  • 630,628,60,2217肥後に於ては主計殿、此頃死せしが、毒〓せられたるならんと傳へらる、彼
  • 1919,638,61,2198ル・イシダは、恐しき拷問を受け、ルイスは六週間、ミゲルは五十一日の後に
  • 848,2647,912,45此のせに依筋はに徒はオ彼囚死
  • 1361,638,42,473患の有樣を、よく
  • 1320,708,317,41せのし食飮間
  • 1318,636,312,39示患少のを日
  • 844,738,45,2103征服せられて、予は勝利を得たり、予は眞實を傳へんが爲めに、此語を
  • 1715,1799,45,1029原註、ルイスは家族に向ひ、其死する
  • 1671,1802,44,1029日を豫言したり、ミゲルは、幽囚十五
  • 1597,642,47,2190日間の後、幻に二人の小兒來りて、彼に甘き飮物を勸むるを見しが、彼は之
  • 1084,772,42,2054斷たれたり予が此等の苦患によく耐え得たるは、自己の力に依るに
  • 1009,788,43,2025あらず、全く我等の主耶蘇基督と處女との力に外ならず、三體にしド
  • 1552,640,46,2184を飮むと共に、地上の食物を取るの必要を感ぜず、十五日間彼は數オンス
  • 1127,780,45,2044て切斷せられ、〓鐵を以て額に十字架を烙印せられ、遂に・腿の筋をも
  • 1199,764,46,2076れ、縛せられ、肩に大石を負ひて、空中に吊されたり、又手足の指はすべ
  • 962,774,44,2048唯一の神なる父と子と、聖靈の神聖なる三位一體か、予に賦與せる力
  • 889,772,44,2054に依りて、予は神を棄てざりき、日本の君の權力は、聖なる信仰の力に
  • 1479,636,46,2197の食を取りしも、次の十五日間は、一食だもなさずして生存せり、彼は死に
  • 1245,774,43,2079今囘予が殉教の場所に至るや、予は竹を以て叩かれ、尚ほ裸體にせら
  • 730,786,39,196めたり、
  • 1435,639,45,2206少しく先ちて、次の語を述べしが、こは歎美すべきものにして、兩信徒の苦
  • 773,786,41,184記さし
  • 844,731,44,2109征服せられて、予は勝利を得たり、予は眞實を傳へんが爲めに、此語を
  • 1360,636,43,473患の有樣を、よく
  • 858,1577,837,46〓り靈基患額ひるがはるて
  • 855,1932,914,47眞君るとえを吊をすな感飮豫ル
  • 1318,635,39,483示せるものなり、
  • 866,1860,907,48はのな女耐架に竹美もをきを註
  • 847,2080,935,45を權位力た印れてきずずをしス
  • 847,2579,923,45に仰與體にの指體信彼數が幽其
  • 1195,269,38,84命辭
  • 601,268,42,173毒殺ノ噂
  • 427,270,44,169肥後ニ於
  • 1237,266,44,173殉教者絶
  • 384,276,40,165ケル迫害
  • 648,271,41,169加藤清正
  • 176,718,46,343元和二年八月八日
  • 175,2435,49,125三八三

類似アイテム