『大日本史料』 11編 4 天正11年4月 p.347

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それに火を放てり、次いで人々は大刀を拔きてその妻を、娘を、子供達を、而, て生きのびんことは欲せずといへり、この決意は柴田殿を喜ばせたり、然, せざるに至れる時、彼は宴の室の中に多くの材木を運び入れしめ、同時に, の如き結果となりたるを少しく後悔したりしが、その野心と、全てが成功, 彼は城に入りたる時、城中の人々が、絶望の結果なしたる慘状を見て、かく, れども彼は、その爲さんとする所を彼等に語らずして、宴を開きて彼等を, 積りにて彼に隨ひ來れるものにして、彼が死するに至らば、その後に殘り, は感動し、異口同音に答へて、彼等は彼と生死を共にせんことを欲し、その, 所なき樣用意せられたり、人々が饗宴のみに心を奪はれ、他に何事も期待, 信じたれば、近づきて城壁を乘越えしめたるが、何等の抵抗も受けざりき、, のみが殘りしが、彼等はその〓戮せる者の死體をすべて注意して火中に, 招きたり、その宴に於ては、口と耳とを滿足せしむべきものは一も缺くる, 投じ、己れ達も火〓の近くにて自殺し、〓は彼等を消し去りたり、藤吉郎は, 〓と煙とを見て、天が彼の城の主となるを援助せんと欲するものなりと, して更に相遇へるものゝすべてを〓したり、遂にそこには招かれたる者, ノ死體ヲ, 下勝家等, 火中ニ投, 饗宴完備, 勝家ノ部, 秀吉城ニ, 入ル, ズ, 天正十一年四月二十四日, 三四七

頭注

  • ノ死體ヲ
  • 下勝家等
  • 火中ニ投
  • 饗宴完備
  • 勝家ノ部
  • 秀吉城ニ
  • 入ル

  • 天正十一年四月二十四日

ノンブル

  • 三四七

注記 (25)

  • 1085,606,59,2206それに火を放てり、次いで人々は大刀を拔きてその妻を、娘を、子供達を、而
  • 1671,603,59,2206て生きのびんことは欲せずといへり、この決意は柴田殿を喜ばせたり、然
  • 1204,605,57,2201せざるに至れる時、彼は宴の室の中に多くの材木を運び入れしめ、同時に
  • 268,613,60,2201の如き結果となりたるを少しく後悔したりしが、その野心と、全てが成功
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  • 1555,605,60,2206れども彼は、その爲さんとする所を彼等に語らずして、宴を開きて彼等を
  • 1788,597,59,2207積りにて彼に隨ひ來れるものにして、彼が死するに至らば、その後に殘り
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