『大日本史料』 10編 19 天正元年12月~同年雑載 p.146

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て數日して彼はキリシタンとなることを望みしが、既に財産を相續し居りたる其一子, るべしと言へり、息子は其事を甚だ不快に感じ彼を阻止すること能はずと考へて、か, の爲めに行はしめたり、されど老人はデウスの恩寵に心打たれゐたれば如何としても, の老人が大に信頼し來りし一人の坊主を迎へに行き、其父の陷りたる誤謬を拂はしめ, を受けんことを勸めて止まず、余が山口に滯在せし故に、如何に遠方なりとも彼女が, て洗禮を授かること、竝びに其息子と關係を持たざることを決意せり、其息子は妖術, 財産と肉體に關して彼等を罰して害を及ぼす事あるべしとの考へに依りて、之を甚だ, 惡意に取りし故に、彼は今日までキリシタンとなることを延期し居りたり、然るに彼, は重き病に罹り既に死に瀕したれば、妻は彼が既に臨終の際にあるを以て聖なる洗禮, 彼に洗禮を授くべき人を呼ぶべしと命ぜし故に、かの老人はデウスの御惠に扶けられ, 之に同意するを欲せず、寧ろ息子の誤を悟らしめて是非洗禮を受けてキリシタンとな, タンとなれり、彼女は彼も亦キリシタンとなるやう之に對し大に働きかけたるに依り, 師數名を招きて彼等がいつも治療の爲めに行ひたる儀式竝びに其他の偶像礼拜を彼〓, 又がキリシタンとなることを、之に依りて魂を亡すのみならず彼等の偶像が其, 宗セシメン, トス, 夫ヲシテ改, 天正元年是歳, 一四六

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  • 宗セシメン
  • トス
  • 夫ヲシテ改

  • 天正元年是歳

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  • 一四六

注記 (19)

  • 1709,691,63,2187て數日して彼はキリシタンとなることを望みしが、既に財産を相續し居りたる其一子
  • 322,693,60,2177るべしと言へり、息子は其事を甚だ不快に感じ彼を阻止すること能はずと考へて、か
  • 579,696,58,2182の爲めに行はしめたり、されど老人はデウスの恩寵に心打たれゐたれば如何としても
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