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與五郎、松井右近、藪三左衞門, 鑓の柄を三尺計切て捨させ候, ニ見へす、佐方與左衞門只一人見へ候、是程大勢の崩かゝりたる中ニ、踏留, 縫殿助敵一人と三人とに立向候ニ、一人の方を捨て、三人にかゝりて走, り〓に〓倒し、鑓の穗先白く見へたる所に、小田宇右衞門と云若黨鑓下を, 田七助馬より下り、村上も續て飛ひ下りたるか、七助一番ニ鑓を合す、二番, 始の敵宇右衞門に押へられなから、下より刀を抜打振たれは、あはや返り, 其外馬武者我先にと懸り候、此, 本道は難通故、兩人共ニ畠の中へ乘込てかゝりしか、先へ行ては、敵味方共, れはとまらるゝもの也、夫より大道へ馬を乘出すに、敵七八人見へ來る、清, 拔出、頸を取んとするを見て、村上きそこを捨て、押續く敵に打向ふ、然るに, のひにれき、無詮方、, とて不被遣、三度目ニ、もはや參候へと被仰候間、村上縫殿助、清田七助、朽木, 時村上清田き馬上にて鑓を持押並てかゝりたるか、込合候間、縫殿持たる, 先手の大勢崩れ來り, 喰をすると思ひ、取て返したるに、敵ははや起上り、宇右衞門を切殺して逃, 鑓縫殿助か着しりし猩々皮羽織かけ刀の鞘を〓通し、かつしと當て, 又外の敵に向ひけるに、敵の, 一ニ若枝市藏, 敵の助勢に被討取と云々, 一説組つたきめ居たりしを, 馬取茂左衞門切之、歸, 陣之上、侍ニ仕候なり, 有、いふし、, 忠光, 刀は, 村上縫殿, 助等ノ働, 元和元年五月七日, 三八八
割注
- 一ニ若枝市藏
- 敵の助勢に被討取と云々
- 一説組つたきめ居たりしを
- 馬取茂左衞門切之、歸
- 陣之上、侍ニ仕候なり
- 有、いふし、
- 忠光
- 刀は
頭注
- 村上縫殿
- 助等ノ働
柱
- 元和元年五月七日
ノンブル
- 三八八
注記 (30)
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