『大日本史料』 10編 9 元亀3年3月~同年7月 p.114

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と名乘て、日の丸の前立物こて、三尺計の大太刀を打振て抽て來り、公の御甲を切迦し, は、六地藏を御建立あり、此も今は矢來をむすひ、廻りこ小松を植てしるしとす、大將, を討れしかは、敵少し色めく處に、加久藤に遣されし遠矢下総か勢・加久藤勢・菱刈輪, 爲せとも、大事の楯なれは、捨もならす、むなしく持テ居たる所に、敵中ゟ長峯弥四郎, く、敵の多勢と切合而、終に爰にて戰死す、弥右衞門は、楯の陰ゟ是を見て、齒かみを, て、弥右衞門か甲に切付たり、公も御難儀の處に、竹之下又左衞門・瀬戸口八郎左衞門, 給ふ野石あり、今三隅田の側に矢來を結ふ、御腰掛の石といふ、其側御鑓合せの場に, 家來名島弥右衞門, を得す、走寄て、右の楯を取て、忠平公の御馬前につき立たり、播磨は助る家來もな, 供に走掛つて、長峯を斬伏る、敵の大將伊東新次郎、士卒を下知して廻りけるか、忠平公, 主人を助ヶて切合しか、此をみて止事, 番の勢追々馳來る、時に鎌田寛柄は、よふ〳〵此時末吉川を打渡り、鳥越山ゟ敵横合に, 新次郎は鑓の上手にて、御骨を折せられしに、暫し御腰を掛させ, と三隅田辺にて相逢ふたり、新次郎鎗を捻て掛る、公も鑓を御合せ、終に新次郎を御突, 伏なり、, 子孫喜平次とて、今の貢か役人なり、, 抽木崎を突せ玉ふ時の事にあ, 播磨は今加治木曽木貢か祖、弥右衞門, らすと、飯のゝ人の咄なり、, 又一説ヒ、新次郎事は、鑓の上手にて、御仕合のとき、忠平公の御鑓先高くして危かりしを、御中則, 某心得て、御召馬の諸膝を打し、礑とひさをつきしにて、新次郎か眞中を〓かせ玉ふ、膝〓栗毛是也, 〔柚下同ジ〕, 某心得て、御召馬の諸膝を打し、礑とひさをつきしに, 膝〓栗手, 忠平腰掛石, 元龜三年五月四日, 一一四

割注

  • 子孫喜平次とて、今の貢か役人なり、
  • 抽木崎を突せ玉ふ時の事にあ
  • 播磨は今加治木曽木貢か祖、弥右衞門
  • らすと、飯のゝ人の咄なり、
  • 又一説ヒ、新次郎事は、鑓の上手にて、御仕合のとき、忠平公の御鑓先高くして危かりしを、御中則
  • 某心得て、御召馬の諸膝を打し、礑とひさをつきしにて、新次郎か眞中を〓かせ玉ふ、膝〓栗毛是也
  • 〔柚下同ジ〕
  • 某心得て、御召馬の諸膝を打し、礑とひさをつきしに

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  • 膝〓栗手
  • 忠平腰掛石

  • 元龜三年五月四日

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  • 一一四

注記 (27)

  • 1299,626,67,2246と名乘て、日の丸の前立物こて、三尺計の大太刀を打振て抽て來り、公の御甲を切迦し
  • 481,638,68,2243は、六地藏を御建立あり、此も今は矢來をむすひ、廻りこ小松を植てしるしとす、大將
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  • 1411,622,71,2248爲せとも、大事の楯なれは、捨もならす、むなしく持テ居たる所に、敵中ゟ長峯弥四郎
  • 1529,622,67,2245く、敵の多勢と切合而、終に爰にて戰死す、弥右衞門は、楯の陰ゟ是を見て、齒かみを
  • 1181,626,71,2244て、弥右衞門か甲に切付たり、公も御難儀の處に、竹之下又左衞門・瀬戸口八郎左衞門
  • 594,629,70,2247給ふ野石あり、今三隅田の側に矢來を結ふ、御腰掛の石といふ、其側御鑓合せの場に
  • 1760,625,60,452家來名島弥右衞門
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