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リケレバ、旗ヲ中ヘ不入、人數ツヽカザル由ヲ申上タリトゾ、, 壹りと云り、, 穿鑿す〓は、自ニ心にうろふといへり、此人は近代弓矢之道絶てせんさ, 細有て、大坂陣にて、態と敵の中へ懸入て打死ス、馬場三郎兵衞か子、親の死, 鑿吟味する人なし、若武者の心の付たる人は、老武者に武功を尋て、常に, 我矢面に立ルに似たりと分別して、親の死骸を我下人の肩に引かけさせ, 謂之、主人の矢面に立、親の矢面に立て、其身を亡ス事、古今不珍事なれ共, 心得、委ク見切テカヘリ、一柏殿手前少モ別條無之旨申上ル、子細ヲ御尋ア, 骸を取ンと掛入て、親の死骸を肩に引か巻て、六七間退て心に思ふ樣、親を, 末世に成て人々心も衰へ、第一は天下久敷治て、弓矢之道にうとき故、穿, 其身はさか〓て、親の死骸に敵の不當樣に矢面に立て引退、見人是を感し, 一番鑓也、, くもなくして、當座に思ひ當て、右之〓く成は、恥を知侍と云、且又親に孝, 〔武功雜記〕十松平出羽守内増田杢右衞門五月七日、大坂ニテ、越前手ノ, 〔翁物語〕中或人語て曰、越前少將殿之家中に、馬場三郎兵衞と云者有、子, 馬場某父, ノ死骸ノ, 矢面二立, 番鑓増田, チ護リ退, 〓右衞門, 越前隊一, ク, 元和元年五月七日, 八一六
頭注
- 馬場某父
- ノ死骸ノ
- 矢面二立
- 番鑓増田
- チ護リ退
- 〓右衞門
- 越前隊一
- ク
柱
- 元和元年五月七日
ノンブル
- 八一六
注記 (25)
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