『大日本史料』 12編 19 元和元年五月 p.848

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か、こたへたるき、こなたに喰れけるといゝたる間、一坐の相客衆も、是きと, 吹返しの處を切込しか、先き大力にて組討に成しか、我組敷れたるによつ, て助る事き成まじきそ、誰にみせて功をあらわす事も成ましき程に、我と, 其方和睦せは、重て我等證人に成、今の手からをあらりすべきそといゝ, 手前の坊主を進し申義、何よりも〓て安き御事に候、御用の樣子いかやう, 部頭は御亭主へ望まれたるき、只今椽を御拭はせ候御坊主を、我等に下さ, て、某申すは、我等は井伊掃部頭也、今其方我をうちとりなは、いよ〳〵も〓, 興をさましたれは、掃部頭申たるき、成ほとたしかに覺へたり、さて〳〵久, か疵き誰に喰れたそと問ひ玉へは、坊主振向て、掃部頭をきつと見たりし, しくて逢申たると宣ふ、坊主は椽をふきしまひけれき勝手へと入たり、掃, り敵落行候處り、壹人吾等より合せ、太刀打いたし候時に、我等先を太刀付、, の譯にて御さ候や、樣子承はらす候はでき、進しか手候と申されたる、其と, れ候やうにと申さるゝき、亭主聞れ、不審におもはれ、早々座しきへ出られ、, き掃部頭、御不審尤至極にて候、咄し可申候、大坂落城追討のみきり、城内よ, れは、彼もの聞て、扨も掃部頭殿にて候歟、我等き寄武者の事なれば、此場に, 元和元年五月七日, 八四八

  • 元和元年五月七日

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  • 八四八

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