『大日本史料』 12編 20 元和元年五月 p.594

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ならず、片桐を忠と見しも忠ならず、兩臣の評こゝに究る、, るなり、我此頃一つ噺を聞たり、或所へ善神の社あり、此善神人に善を示さ, 此者至極才發なる男にて、或日板井に云々るは、貴殿ほと人に恐らるゝ者, れし、貴殿も是を知りて、常に謙り交らるゝと見ゆれとも、人却て疑遠さけ, んと出給ふに、人妖怪とおもひて、或は逃或は悶絶す、善神是を悲み、さた〻, 〻に手を盡して形を現し給へは、いよ〳〵妖怪の樣〳〵形をかへて出る, み謙りて交れとも、いよ〳〵人恭畏る、板井か友に村上藤助と云浪士あり、, を次にして、私の宿意を立て、豐臣の社稷を喪ひしは、大野か大科なり、され, も、今度の事は君の大事なれば、日頃の不和を捨て、片桐が良計に隨ふべし、, 是可は其可に任すの謂なり、さ有んには、天下の動亂に及べからず、此大綱, 勝て、市正使者役にて、むつかしき使者は、此者に皆任せられたり、正直にし, て義心あり、威嚴なけれとも、人に恐らるゝ事多し、自ラ是を語りて、人に親, 共大野は、終迄秀頼公に隨仕して、存亡を君と共にせし上は、讒と見しも讒, 〔太平將士美談〕片桐市正の家士板井龜右衞門勝重と云者あり、辨舌人に, と云て、善神社の前を、夜中は通る人なし、是貴殿の、人に親まんとて、返〓踈, 且元ノ家, 臣板井勝, 重, 元和元年五月二十八日, 五九四

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  • 且元ノ家
  • 臣板井勝

  • 元和元年五月二十八日

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  • 五九四

注記 (20)

  • 1307,632,70,1724ならず、片桐を忠と見しも忠ならず、兩臣の評こゝに究る、
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