『大日本維新史料 編年之部』 2編 1 安政1年1月~同年1月20日 p.214

Loading…

要素

割注頭注ノンブル

OCR テキスト

これ肥前守年之數なり、かゝま目出度人乃盃をもらゐ、長壽にあやあれと申しるに、使節は, しめ殊之外之喜ひにて、或や二盃三盃も給申候、, のゝととひしるに、通辯官, 与心附、〓之字を鼻紙へしすし、これき漢字の草體喜といふ字なり、訓よろこぬとよむ服り、, は、魯人ほと大食なるものなしとて、御笑ひ可被成と答、軍師, 或はとちいろ、或, 其身ぬ, はくり毛乃如くぬるひけを動して、口を開しり、, りに、一同給士迄笑を催したるに、魯人も皆笑ひて、或はこま鹽、, 人とか滑〓人とかいふたき男なり、, 酒食共に宜と申たるに、あより過したる體も無之候間、左衞門尉風, もはや膳を引可申歟い, は、, とコツプを合せて、鉢合せする、とき躰いたし給申候、これ送別にい〓き付候ふ、口を吸候事之よし、右と同しの, 元來江戸ならき、通, をにのせ、顏をみなこのら〓しゝきてのミ候、シツポク臺にてそばに居候節は、各盃之コツプを互にとりて、コツプ, あらすと、以後の心得を、先達あ彼船にて物語たりしに、左候はゝ、肥前守・左衞門尉宅に招きて、饗應の事を願, ふよしを申故、日本の嚴法、外國人と私宅にて飮食するなと、絶てならぬ事のよしを申聞候〓斷しり、右故かくは, 〓〓き歟、親しみて手を握る事屡なり、今日き遠之隔絶したれは、其災はなし、畢竟彼船え參候節之取扱、親族の, 、と之する故に、日本之禮、父子といへとも、シツホク料理なとなし、別奉行所にて被下候酒食は公儀之御品, ニ〓、打之〓ろけとは申せとも法席也、より禮を專とす、宅にて朋友うちよりし酒食は、打ミつろきたるき左に, の、日本人とき三ツ四ツも樣子違ふなり、、れを以て思ふ時は、必長壽之やの少き羽る〓し、肥前守をは、實にを, ろ〳〵乃事を申なり、よりて名たけて軍師々々と申也、名はゴンシヤローと申候, 此もの經歴生ニ〓、此度公用方に參りたりといふなり、いつも使節にさゝやきて、, 今度は長崎之人もなれ候な、覺, 候な、長崎人にて相濟申候、, 滿するのミのや、頭の上え積あけたる迄、給申候意ニ御坐候、, これはのとまてつまりたるのミのき、頭迄も充滿せり、頭迄充, ゆるし、且いふ、とを聞の如きれしき見ゆ、實に肥前守御人撰別段なる、となり、, にて、御高年別段々々とて、日本ニな九十餘乃人をいふか如ミ、且所謂としにめんし, 今般之御用は、折々君の御爲ならきと、内實ばずこ」ぬし, 彼國盃のとりやりなし、銘々コツプを五ツ位も持居候, ウンコ, をにきり、或は染々と歎する事あり、其體これにて得, 生れがの, らな、, な、隨意にのみ申候、取かはせ抔申候節は相向ひて酒, ースキ, つらしのりて、長崎や御初なのと承りし時、三十三年前長崎奉行勤をるよしを答たる時も、以し之驚たる〓しキ, の、日本人とき三ツ四ツも樣子違ふなり、、れを以て思ふ時は、必長壽之やの少き双る〓し、肥前守をは、實にめ, 取扱たるなり、其上り魯人は、三十歳にて六十位なるもミえなとし、十ツゝも違ふ計ニ〓、十三十七なといふや, 一〓、打之〓ろけとは申せとも法席也、よりて禮を專とす、宅にて朋友うちよりし酒食は、打ミつろきたず左に, 〓と之する故に、日本之禮、父子といへとも、シツホク料理なとなし、別〓奉行所にて被下候酒食は公儀之御品, ふよしを申故、日本の嚴法、外國人と私宅にて飮食するなと、絶てならぬ事のよしを申聞候ふ斷しり、右故かくは, 乾杯ノ作法, 安政元年正月七日, 二一四

割注

  • ろ〳〵乃事を申なり、よりて名たけて軍師々々と申也、名はゴンシヤローと申候
  • 此もの經歴生ニ〓、此度公用方に參りたりといふなり、いつも使節にさゝやきて、
  • 今度は長崎之人もなれ候な、覺
  • 候な、長崎人にて相濟申候、
  • 滿するのミのや、頭の上え積あけたる迄、給申候意ニ御坐候、
  • これはのとまてつまりたるのミのき、頭迄も充滿せり、頭迄充
  • ゆるし、且いふ、とを聞の如きれしき見ゆ、實に肥前守御人撰別段なる、となり、
  • にて、御高年別段々々とて、日本ニな九十餘乃人をいふか如ミ、且所謂としにめんし
  • 今般之御用は、折々君の御爲ならきと、内實ばずこ」ぬし
  • 彼國盃のとりやりなし、銘々コツプを五ツ位も持居候
  • ウンコ
  • をにきり、或は染々と歎する事あり、其體これにて得
  • 生れがの
  • らな、
  • な、隨意にのみ申候、取かはせ抔申候節は相向ひて酒
  • ースキ
  • つらしのりて、長崎や御初なのと承りし時、三十三年前長崎奉行勤をるよしを答たる時も、以し之驚たる〓しキ
  • の、日本人とき三ツ四ツも樣子違ふなり、、れを以て思ふ時は、必長壽之やの少き双る〓し、肥前守をは、實にめ
  • 取扱たるなり、其上り魯人は、三十歳にて六十位なるもミえなとし、十ツゝも違ふ計ニ〓、十三十七なといふや
  • 一〓、打之〓ろけとは申せとも法席也、よりて禮を專とす、宅にて朋友うちよりし酒食は、打ミつろきたず左に
  • 〓と之する故に、日本之禮、父子といへとも、シツホク料理なとなし、別〓奉行所にて被下候酒食は公儀之御品
  • ふよしを申故、日本の嚴法、外國人と私宅にて飮食するなと、絶てならぬ事のよしを申聞候ふ斷しり、右故かくは

頭注

  • 乾杯ノ作法

  • 安政元年正月七日

ノンブル

  • 二一四

注記 (47)

  • 1626,610,59,2237これ肥前守年之數なり、かゝま目出度人乃盃をもらゐ、長壽にあやあれと申しるに、使節は
  • 1510,600,58,1171しめ殊之外之喜ひにて、或や二盃三盃も給申候、
  • 701,606,56,653のゝととひしるに、通辯官
  • 1738,610,58,2221与心附、〓之字を鼻紙へしすし、これき漢字の草體喜といふ字なり、訓よろこぬとよむ服り、
  • 699,1387,59,1466は、魯人ほと大食なるものなしとて、御笑ひ可被成と答、軍師
  • 347,2404,55,446或はとちいろ、或
  • 469,2691,53,155其身ぬ
  • 234,607,53,1155はくり毛乃如くぬるひけを動して、口を開しり、
  • 343,605,58,1572りに、一同給士迄笑を催したるに、魯人も皆笑ひて、或はこま鹽、
  • 462,604,56,841人とか滑〓人とかいふたき男なり、
  • 1847,1240,58,1604酒食共に宜と申たるに、あより過したる體も無之候間、左衞門尉風
  • 820,2286,57,550もはや膳を引可申歟い
  • 589,605,52,71は、
  • 1385,600,47,2244とコツプを合せて、鉢合せする、とき躰いたし給申候、これ送別にい〓き付候ふ、口を吸候事之よし、右と同しの
  • 580,2332,59,516元來江戸ならき、通
  • 1433,608,44,2234をにのせ、顏をみなこのら〓しゝきてのミ候、シツポク臺にてそばに居候節は、各盃之コツプを互にとりて、コツプ
  • 1159,607,47,2236あらすと、以後の心得を、先達あ彼船にて物語たりしに、左候はゝ、肥前守・左衞門尉宅に招きて、饗應の事を願
  • 1089,610,48,2238ふよしを申故、日本の嚴法、外國人と私宅にて飮食するなと、絶てならぬ事のよしを申聞候〓斷しり、右故かくは
  • 1316,602,47,2242〓〓き歟、親しみて手を握る事屡なり、今日き遠之隔絶したれは、其災はなし、畢竟彼船え參候節之取扱、親族の
  • 1271,606,46,2238、と之する故に、日本之禮、父子といへとも、シツホク料理なとなし、別奉行所にて被下候酒食は公儀之御品
  • 1205,610,46,2234ニ〓、打之〓ろけとは申せとも法席也、より禮を專とす、宅にて朋友うちよりし酒食は、打ミつろきたるき左に
  • 973,614,45,2230の、日本人とき三ツ四ツも樣子違ふなり、、れを以て思ふ時は、必長壽之やの少き羽る〓し、肥前守をは、實にを
  • 565,702,43,1577ろ〳〵乃事を申なり、よりて名たけて軍師々々と申也、名はゴンシヤローと申候
  • 609,684,44,1617此もの經歴生ニ〓、此度公用方に參りたりといふなり、いつも使節にさゝやきて、
  • 1876,606,43,614今度は長崎之人もなれ候な、覺
  • 1831,605,44,541候な、長崎人にて相濟申候、
  • 445,1457,46,1194滿するのミのや、頭の上え積あけたる迄、給申候意ニ御坐候、
  • 491,1463,44,1217これはのとまてつまりたるのミのき、頭迄も充滿せり、頭迄充
  • 803,606,44,1595ゆるし、且いふ、とを聞の如きれしき見ゆ、實に肥前守御人撰別段なる、となり、
  • 848,603,44,1670にて、御高年別段々々とて、日本ニな九十餘乃人をいふか如ミ、且所謂としにめんし
  • 260,1790,46,1059今般之御用は、折々君の御爲ならきと、内實ばずこ」ぬし
  • 1539,1786,44,1065彼國盃のとりやりなし、銘々コツプを五ツ位も持居候
  • 732,1254,33,108ウンコ
  • 217,1790,43,1063をにきり、或は染々と歎する事あり、其體これにて得
  • 373,2208,40,168生れがの
  • 333,2209,35,140らな、
  • 1494,1793,45,1056な、隨意にのみ申候、取かはせ抔申候節は相向ひて酒
  • 692,1267,31,104ースキ
  • 928,612,45,2223つらしのりて、長崎や御初なのと承りし時、三十三年前長崎奉行勤をるよしを答たる時も、以し之驚たる〓しキ
  • 974,610,44,2236の、日本人とき三ツ四ツも樣子違ふなり、、れを以て思ふ時は、必長壽之やの少き双る〓し、肥前守をは、實にめ
  • 1046,605,45,2238取扱たるなり、其上り魯人は、三十歳にて六十位なるもミえなとし、十ツゝも違ふ計ニ〓、十三十七なといふや
  • 1205,620,46,2222一〓、打之〓ろけとは申せとも法席也、よりて禮を專とす、宅にて朋友うちよりし酒食は、打ミつろきたず左に
  • 1271,612,46,2229〓と之する故に、日本之禮、父子といへとも、シツホク料理なとなし、別〓奉行所にて被下候酒食は公儀之御品
  • 1089,610,47,2236ふよしを申故、日本の嚴法、外國人と私宅にて飮食するなと、絶てならぬ事のよしを申聞候ふ斷しり、右故かくは
  • 1626,235,42,211乾杯ノ作法
  • 1967,714,46,348安政元年正月七日
  • 1973,2370,40,122二一四

類似アイテム