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日まて赤子のいのちありしものなり、あはれなる事かなとて、〓をなかし, 陣中にて非人にほとこすところ、ならひに日かすのしたい、幽靈のきたる, ゝその子を思ふ處のしうしんこんはく、幽靈に化して子をやしなふて、今, 候、廿四五日以前より、ゆふれいとおほしき女人、茶屋にきたりて、三錢をも, り、かのしかいはすてに爛壞したり、もとのことく土をかけてをくなり、た, みな茶屋につかはし、明日私宅にきたれ、具足冑をもつかはすへしといへ, ていしゆにつかはして、養育してみよとて、太刀かたな、もたれたる武具を, ことくきたり候、此二三日いせんまてきたり候、かへるをみれは北へ行候, へ御かいちんめてたきのよし御禮申て、次に此間ふしきの事候ほとに申, か、半町はかりにしてきえて見えす候といへは、橋崎殿をとろきていはく, てみるへしとて、供衆鋤をかりてほれは、赤子有、とり出して是をは茶屋の, つて餅を買てかへり候、毎日きたり候か、二日間斷してきたらす、又さきの, 所にあひおなしきは、心さしのかよふ所うたかひなし、しかれは塚をほり, て歸宅す、すなはち發心の儀、公方へ御いとま申えて、關東藤澤に下り、出家, らく聞處に、その一二丁みなみに茶屋あり、そのていしゆきたりて、橋崎殿, ニテ出家, 相模藤澤, 應永十二年九月十一日, 四六〇
頭注
- ニテ出家
- 相模藤澤
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- 應永十二年九月十一日
ノンブル
- 四六〇
注記 (19)
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