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をかませ給ひて、斯々の事有りと仰らる、正信聞て、誠に殿の理也、やあ汝何, へからす、怒れは火氣のほる、火氣のほれは咽かわく物也、御茶をてんして, 君聞召、實もと思召當る御色を察して、やあ汝一旦の御意に背たるを憚る, 〓、神君の重んしさせ玉ふ人なれは、頭を下けて、とかくを不申平伏す、神君, 此躰を御覽して、少笑止に思召す御心にて、御怒氣も漸靜らせ給ふ時、正信, 持來り奉れといへは、彼人御茶を奉る、神君取て召上らる、正信聲を和らけ、, 是もとよりうときが故也、其たは事の半分、我子甥にあらは、いか計りせむ, 汝か父、かしこの城責に、かよふの忠義有、殿此事御失念可有哉といへは、神, んとの御心にて、かくは仰らるゝそ、汝か祖父、そこの合戰に、ケ樣の武功有、, そ如此馬鹿をつくすや、不屆千萬のやつめかなと大にいかり、大聲にて〓, 聲いろを直して、やあ汝不心得にて、しからせらるゝとな思ひそ、是汝に御, る事甚しからん、是本よりしたしき故也、されは汝を人がましく召遣われ, 時は、正信いそき御前に出て、殿は何を腹立せ給ふといへは、神君御口に沫, 教訓也、いかにとなれは、たは事をいゝて、ちまたを過る者は心にかゝらす、, やあ汝今日より彌すゝみて、奉公を勤に少も氣を屈する事なかれ、殿左樣, 元和二年六月七日, 一二〇
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- 元和二年六月七日
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- 一二〇
注記 (17)
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