『大日本史料』 12編 25 元和二年五月~同年是歳 p.124

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いへとも、取わけ家老は、心底一つの物そ、忠心を深くおもふものは、必位階, に勤大かたならす、如斯上魂なるゆへ、大風雨の夜は、御城廻り破損の事、一, 定而相國樣にも、權現樣へ御禮儀の爲、某へも少は御對し被遊、多分結構に, に勝まぬれとも、心底大惡逆侫奢無道なるゆへ、忠信夢はかりも〓く、主を, は、三寶さかんなれは、諸人繋昌す、是則木の根也、諸侍は木と同し、合戰の利, 悲にて、恙なく御奉公勤たり、某事いやしくも、御口眞似を仕けれは、其方事, たふらしぬる分別ゆへ、諸人に恥をさらし、空しく成たり、人は心入大事と, 以、忠を盡すものあり、心を以、忠を盡すものあり、家老乃忠信は、主人の前へ, 一度出候ても、心底一つそ、子細は、石田治部は上魂第一の人にて、日々夜々, 職分、身躰より引さけて持へし、我等事、愚痴闇鈍の者なれとも、權現樣御慈, は、枝葉と同し事そ、奉公の道理は、大小上下ともこ忠信第一そ、然とも身を, 被召仕にて有へきそ、奢より外無二無三そと語り被申けれ共、其甲斐もな, をとなしお家老とは云かたし、誠にかしこく人愛よく、上魂にして、勤諸人, 々次第、明る卯の剋に言上也、御普請奉行衆よりは、巳の刻言上なり、是を以, へお時は木長す、長する時は、枝葉さかへ花實多し、此心に天下國家乃大根, 位階職分, ヲ引下ゲ, テ持ツベ, 正信ノ石, 田三成評, 元和二年六月七日, 一二四

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  • 位階職分
  • ヲ引下ゲ
  • テ持ツベ
  • 正信ノ石
  • 田三成評

  • 元和二年六月七日

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  • 一二四

注記 (22)

  • 589,653,65,2213いへとも、取わけ家老は、心底一つの物そ、忠心を深くおもふものは、必位階
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