『大日本史料』 12編 26 元和二年雑載~元和三年三月 p.868

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の趣を傳へ聞くよしあるをもて、しか〴〵とあつらへて、畫工にゑがゝせ, にもかくにも、此畫をもて、元吉原の圖とするとも、よりどころなきにあら, わざながら、われには齡ひ十あまり五つ六つ兄なる人の、かくねもごろに, ず、さらば只今筆を染て、この屏風の上のかたに元吉原圖と書てよとて、み, り、しかはあれども、寛永中の古筆とは見へず、もし後に好事のもの、元吉原, るにやといへり、予は尚〓歳なるをもて、そのよしをしるしたる書もやあ, づから祕藏の硯を出しつ、墨すりながして譴られけり、いとおぼつかなき, 求らるゝを、猶いなまんはさすがにて、あたら屏風を汚せしに、翁はかくて, たるもの歟、さらば、當時古圖のありしを〓せしものにやあらんずらん、と, ずやと、まめだちてそゝのかせば、翁そゞろに頷きて、歡ぶこと大かたなら, もあかずやありけん、この後又をちこちに、友人つどへるむしろにて、予と, くこの屏風なる畫を見れば、大門口に松をゑがけり、是は昔予が聞たる老, 人の言と吻合せり、こゝをもて予は、この畫圖を元吉原にやあらんと思へ, ると問べかりしを、得□ざりければ、今に至りて憾とす、かくて今ゆくりな, 亦相見つるごとに、元吉原の考をつまびらかに書てたべ、さきの屏風もろ, 元和三年三月是月, 八六八

  • 元和三年三月是月

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  • 八六八

注記 (17)

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  • 960,657,58,2217にもかくにも、此畫をもて、元吉原の圖とするとも、よりどころなきにあら
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