『大日本史料』 12編 33 元和六年正月~同年六月 p.595

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勞苦を伴ひしが、神は余の勞を祝福し給ひしなり、, せしなり、余は乃ち西班牙、葡萄牙兩國人と交り、彼等の惡徳に報ゆるに善, 行を以てせり、依りて當初に於いては、生活の資を得ることは少からざる, が何等かの方法に依りて、我等を本國に歸還せしめ給ふべしとの希望を, 皇帝は之に對し、何等答ふる所なかりき、予は皇帝に向ひて、若し予に歸國, 抱きしなり、されば余は再び歎願し、勇氣を鼓して、自ら皇帝に申出でしが、, 乘じて、パタニに航したり、一年を經過せしが、和蘭人の來るもの無し、彼は, 五年の後、余は當國を去りて、憐むべき余の妻子に再會し、以て至情を盡さ, 彼の國内に留らしめんとせり、斯くて時日經過し、余は和蘭人がシャムと, パタニとに到れりとの報知に接したり、此報は大に我等を欣喜せしめ、神, 於いて、從來余の敵たりし者は驚歎せしが、此場合、余に友交を求むるを要, を許さば、余は英蘭兩國人をして、當國に來航し、貿易せしむべき手段を講, 暇を請ひしに、直ちに許されたり、斯くて船長は暇を得、日本ジャンク船に, ん事を國王に懇願せり、皇帝は之を悦ばず、余の本國に歸るを許さずして、, ぜんと説きしが、彼は遂に余の歸還をば許さゞりき、余は更に船長の爲め, くノ歸國, ーふで號, ヲ請フ, 船長くい, けるなっ, くわける, なくノ, 歸國, 歸國ヲ請, ヒ許サレ, 家康ニり, ズ, 元和六年四月二十四日, 五九五

頭注

  • くノ歸國
  • ーふで號
  • ヲ請フ
  • 船長くい
  • けるなっ
  • くわける
  • なくノ
  • 歸國
  • 歸國ヲ請
  • ヒ許サレ
  • 家康ニり

  • 元和六年四月二十四日

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  • 五九五

注記 (29)

  • 1492,627,65,1492勞苦を伴ひしが、神は余の勞を祝福し給ひしなり、
  • 1722,636,67,2171せしなり、余は乃ち西班牙、葡萄牙兩國人と交り、彼等の惡徳に報ゆるに善
  • 1605,632,69,2165行を以てせり、依りて當初に於いては、生活の資を得ることは少からざる
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