『大日本史料』 12編 34 元和六年七月~同年閏十二月 p.489

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教徒等も、悉く聲を擧げて、イエスとマリヤとの最も甘美なる名を稱へ、其, 東方に向ひ、眼を天空に注ぎたり、同處に在りしキリシタン等も、悉く之を, 樣、彼はアンナと共に聲を擧げて、主祷文、天使祝詞及び使徒信經を誦へた, 其任務を果すべきを以てせり、やがて主祷文を誦ふるや、キリシタンも異, 行へり、ジョアキノは、速に死に就かんことを望みて、死刑執行者に乞ふに、, しむを得べしと、やがてタジマンドノ來著せり、二枚の筵を地上に布き、ジ, 盡して、偉大なる恩惠を稱揚せり、刑場に達するや、彼等は、タジマンドノの, りて、自ら慰むべきなり、遠からず彼處に入りて、永劫に、天帝の許に自ら樂, は、總ての人々の眼と心とを奪ひたり、アンナは、二人の譽高き貴婦人を左, り、ついでアンナに向ひて曰く、眼を天空に注ぐべし、天空を望むことによ, 右に伴ひて進みたり、路上、彼は專ら天上のことを語り、能ふ限りの言葉を, 幸福の延引せらるべきことを悲みたり、されど徒に時刻を失ふことなき, 到著を待つを要したり、ジョアキノは、此遲著を不快と爲し、かゝる大なる, るゝ救の道に入らんことを勸めたり、死に就かんとする人の平靜なる顏, ヨアキノとアンナとは、履物を〓ぎて、各其上に座を占めたり、共に跪きて、, 處刑ノ光, 刑場ニ著, 景, 元和六年十月十二日, 四八九

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  • 處刑ノ光
  • 刑場ニ著

  • 元和六年十月十二日

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  • 四八九

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  • 262,634,80,2187教徒等も、悉く聲を擧げて、イエスとマリヤとの最も甘美なる名を稱へ、其
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