『大日本史料』 12編 34 元和六年七月~同年閏十二月 p.486

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其信仰を持續せば、アンナと共に斬首せらるべきなりき、先に述べし後藤, 喜悦に輝くを見、其魂が常に確固不動たることを示す告白を聽きたり、ア, ンナは夫の歸還を知り、又宣告の與へられたる報に接して、歡喜に滿ちつ, 苦行の鞭を振ひ、やがて之を、其報を齎したる者に與へ、證言して曰く、夫を, れり、かくてジョアキノは妻の誠實によりて凱歌を奏せしが、言葉を盡し, つゝ、獄中に在ること二十三日、終に再び水澤に送還せられたり、若しなほ, アンゼリス、彼地に召喚せられたり、彼はジョアキノが、死に就かんとして、, る妻の歡待を受け、其身に適はしく、犧牲となりて捧げられん爲めに裝へ, 輝かしき光芒に包まれたる一基の麗はしき十字架を見たりと、旅程を終, ゝ、更に光榮ある死に就かんとして、數枚の絹衣を身に纒ひ、跪坐して、善き, り、此間に三人の刑吏來りて、アンナの堅忍を蹂ヘせんとせしが、徒勞に終, 失ひ、且つ之と殉教を共にすることを得ざりしを密に歎ぜしが、宛も其時、, へて、善男ジョアキノは、キリストの創傷と責苦とに思を馳せつゝ、敬虔な, て彼女を稱讚せり、ついで彼を見る爲めに集ひ來りしキリシタン等に向, ジョヴァンニの働によりてジョアキノの出發に先立ち、師父ジロラモ・デ, 還セラル, 水澤ニ送, 元和六年十月十二日, 四八六

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注記 (19)

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