『大日本史料』 12編 34 元和六年七月~同年閏十二月 p.490

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聲は遙に遠く響きたり、此時死刑執行者は、天主の下僕の頸に大刀の一撃, 此夫婦は、キリストの信仰を棄つることを欲せざりしに依り、月の十二日, られ、公の廣場に曝されたり、之に添へて掲げられたる高札の文面に曰く、, て、之を斬落したり、夫の顏が鮮血に染みたるをも知らず、アンナは天空を, を加へたり、されど叫喚の聲に怖えて、彼は其首を胴體より切落す力を缺, ドノの命によりて、再び取〓され、ジョアキノの首と共に、杭の尖端に懸け, リスの手によりて、洗禮を受けし者なり、性質淳樸、清淨にして、慈悲に傾き、, に斬首せられたるものなりと、聖なる屍はキリシタン等の手によりて埋, くてその首は何處かへ運び去られしなり、されど其後暫くして、タジマン, 仰ぎつゝありしが、やがて其首は一撃の下に斬落されたり、然るに彼女の, きたり、首はなほ懸垂しつゝ、イエスの聖き名を稱へたり、他の執行者來り, 首が地上に落つるに先立ちて、早くも之を奪ひとりしキリシタンあり、か, 頓に聖なる事物の爲めに盡し、又キリストの爲めに鮮血を注がんことを, 葬せられ、至上の尊敬を受くるに至れり、此天帝の下僕は、出羽の國なるエ, リノシヨナイと呼ぶ土地の者にして、二年前、パードレ・ジロラモ・デ・アンゼ, テ埋葬セ, 死體ハ教, 徒依リ, 高札, ラル, 元和六年十月十二日, 四九〇

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  • テ埋葬セ
  • 死體ハ教
  • 徒依リ
  • 高札
  • ラル

  • 元和六年十月十二日

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  • 四九〇

注記 (22)

  • 1806,654,79,2188聲は遙に遠く響きたり、此時死刑執行者は、天主の下僕の頸に大刀の一撃
  • 769,644,75,2195此夫婦は、キリストの信仰を棄つることを欲せざりしに依り、月の十二日
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  • 1124,645,65,2187くてその首は何處かへ運び去られしなり、されど其後暫くして、タジマン
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