『大日本史料』 12編 35 元和六年是歳~元和六年雑載 p.79

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失ひ、その生命を抛たんに如かずとの誓言を記したり、, ぬ咳嗽の爲めに、發覺すべきことを惧れしが、師父を出發せしむることを欲せずして次の, 如き手段に訴へたり、即ち一人の下僕を呼び、若し彼がかの師父の如く咳嗽し、痰を吐く, ことを習得することを得ば、莫大なる報酬を與へんといへり、從順なる下僕は、師父が咳, たり、客はかゝる奇病を訝りて、主人に問ひて曰く、いかなる病なるか、これに罹りしは何, ふ所となりて、殆んど痰に滿されたる耶蘇會の一師父ありたり、その咳嗽するや、頗る烈, しむ状全く異なるを以てなり、かくして師父を他處に移し、かの下僕を室の一隅に置き、, 嗽する總ての動作、方法を學ぶに二日を要したり、蓋し日本にては、痰を吐き、加答兒に苦, 人なるかと、則ち答へて曰く、賤しき下僕なりと、こゝに於いて、人々はこれを見舞ひ、憐愍, その習得せしところを反復すべしと命じたり、やがて酒宴を設けて、隣人等を招きしに、, しく、爲めに家人隣人をして、殆んど耳をせしめんばかりなりき、宿主は、かゝる常なら, 食事に際し、かの下僕が咳嗽し、咽喉を絞り、又加答兒より〓せんとして、足〓く騷音聞え, 次に掲ぐるところは、慈愛に滿ち、敬虔にして、記憶に値する事件なり、激しき加答兒の襲, を示せし者ありしが、畫像の裏面には、その多幸なる子に離れんよりは寧ろ總ての資財を, き、止宿せんことを求めて、その秘藏せし、美しく飾られたる童貞女マリヤの麗しき畫像, 元和六年是歳, 七九

  • 元和六年是歳

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  • 七九

注記 (17)

  • 1673,610,57,1342失ひ、その生命を抛たんに如かずとの誓言を記したり、
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  • 1091,607,61,2199如き手段に訴へたり、即ち一人の下僕を呼び、若し彼がかの師父の如く咳嗽し、痰を吐く
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