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疑を存す、, しも、火刑を〓れ、刑柱を離れて刑吏の許に赴き、斬首に處すべき唯一の恩惠を與へら, 時頗る力強き言葉にて三度イエズス、マリアの名を呼びしを聞きたりといふ、そは將に, れん事を懇望せり、と、後者にとりては其の事は眞實なるべきも、前者にとりては猶ほ, 牢獄の中にて二人のドミニコ會のイルマンに警告を與へし由なり、是等の人々は重要な, 此の異常なる殉教には多少の陰影ありたり、傳ふる處に據れば、パードレ・スピノラは, 〕、右の二人は長崎にて捕はれたるディエゴ, 犧牲を捧げんとせしパードレ・オルファネルの聲なりき[, なりき、調査に當りたる證人は言ふ、右の二人のイルマンは殉教を希望せ, る戒律に從ふ事を拒みて、デウスの處罰を受くるに至るべき者なりき〔, パードレ・オルファネルの教理傳道士にして、同パードレと共に捕はれたるドミンゴス, 及び, 〔, シンバ, 教者の中の二人が最初の鷄鳴を, 聞く迄生殘りたりと曰へり、, 原註、マイヨリカは、最後に絶命せし, リヤードの説く處に, 原註、シカルドとコ, 者をパードレ・キムラなりとす、他, り、聖ドミニコ會の會服を身に纒ひしものなりといふ、, 據れば、是等の二人は刑場に赴く爲めに、敬虔の心よ, 存せしや否や明かならずと言へり、最後に、ディエゴ・デ・サン・フランシスコ(diego de s. francisco)は、殉, 方、教皇廳調査書の證人はリシャール・ド・サン・タンヌが夜の九時に三度イエズス及びマリアの名を唱へしも、生, 〓教理傳道を爲し、又聖なる書籍の講義を爲したる爲め、長崎にて捕へられしものなり, ん「原註、シンバとは、彼の身體の虚弱なりしを以て跛者の意味を示すなり、彼は洗禮を授け、, タンバ, ○丹, 波、, chimba), ○ちん, 原註, tamba), ちんば及ビ, どみんご・, 丹波刑柱ヲ, でいえこ・, 離ル, 元和八年八月五日, 三五四
割注
- 教者の中の二人が最初の鷄鳴を
- 聞く迄生殘りたりと曰へり、
- 原註、マイヨリカは、最後に絶命せし
- リヤードの説く處に
- 原註、シカルドとコ
- 者をパードレ・キムラなりとす、他
- り、聖ドミニコ會の會服を身に纒ひしものなりといふ、
- 據れば、是等の二人は刑場に赴く爲めに、敬虔の心よ
- 存せしや否や明かならずと言へり、最後に、ディエゴ・デ・サン・フランシスコ(diego de s. francisco)は、殉
- 方、教皇廳調査書の證人はリシャール・ド・サン・タンヌが夜の九時に三度イエズス及びマリアの名を唱へしも、生
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- タンバ
- ○丹
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- 原註
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- ちんば及ビ
- どみんご・
- 丹波刑柱ヲ
- でいえこ・
- 離ル
柱
- 元和八年八月五日
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- 三五四
注記 (40)
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