『大日本維新史料 編年之部』 1編 1 弘化3年2月~同年閏5月 p.102

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は、いつ迄も無際限、内地の動搖のみ故、終に和睦抔と申こ至り、交易始り、天主を持込れ、, 以前より懸念、十ケ年來上書建白等數十度致候へ共、兎角松家の苞苴ニ瞑眩する者多く、, 啻候、且又北地の義、追々申進候處、御含考可被成との義、大幸〳〵、令多謝候、拙老、紹封, り疲勞致し可申、其内海岸何レの備か虚なる所を見ては仕掛、又々海中へ引取かけ居候へ, 勢、人情之變態、難商量事共こ御座候、前文御囘答は先其儘御受流し之樣こ候得共、左樣, 彼が術中こ陷り可申と遺憾こ存候、十分可勝理有之候〓さへ、彼は常こ戰爭こ馴も、我は, 松家の洩穀、無之相成候はゝ、自ら少々は「カムサツカ」のさひれこも可相成哉、尤洩穀の, 天下の御爲、外患を存候人は少く、苟安姑息に相成候、先年の凶作の頃さへも洩穀なきに, こ計いつ迄も默止居申間敷、萬々一邊陲生隙候はゝ如何と、御爲を遠慮候得は、心配不, へ共、, しもあらさを段は、御目付等の方こては、定て相分り居候半、御尋被成候はゝ、可相分候、, 〓〓朶〓候は、左も可有之事と想像、不安心こ存候所、況如何こ考候〓も、當時の世界之形, みあてと致候こは無之候得共、洩穀も餘程盆こは相成候半、「力ムサツカ」さとびれ候得は、, 皇朝の如き正帶之善國は、世界こ無之候得は、點, 神祖の御威徳御恩澤こて、二百餘年太平無事、不見兵革難有御代、人々安樂鼓腹致居候, 有之候はゝ、夫こ付て勇氣もまし可申哉こ被存候、, つよく進まれ候事と見え申候、されは大船大銃こても, 何程二百徐年の御厚恩を奉報度存候ても、夫も不相成、是も不相濟と申候ては、本ゟ太平に生れ候者、尚々御用, こ立申間敷被存候、神君夏御陣の節、鏡を顏へかざし進候繪畫を見申候へきが、鏡一ツこても楯と存候へは心, ニ付キ上書, 來北地ノ事, 齊昭襲封以, 建白數十囘, ニ及ブ, 弘化三年二月十八日, 一〇二

割注

  • 有之候はゝ、夫こ付て勇氣もまし可申哉こ被存候、
  • つよく進まれ候事と見え申候、されは大船大銃こても
  • 何程二百徐年の御厚恩を奉報度存候ても、夫も不相成、是も不相濟と申候ては、本ゟ太平に生れ候者、尚々御用
  • こ立申間敷被存候、神君夏御陣の節、鏡を顏へかざし進候繪畫を見申候へきが、鏡一ツこても楯と存候へは心

頭注

  • ニ付キ上書
  • 來北地ノ事
  • 齊昭襲封以
  • 建白數十囘
  • ニ及ブ

  • 弘化三年二月十八日

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  • 一〇二

注記 (26)

  • 1706,665,73,2204は、いつ迄も無際限、内地の動搖のみ故、終に和睦抔と申こ至り、交易始り、天主を持込れ、
  • 676,655,70,2217以前より懸念、十ケ年來上書建白等數十度致候へ共、兎角松家の苞苴ニ瞑眩する者多く、
  • 790,653,74,2221啻候、且又北地の義、追々申進候處、御含考可被成との義、大幸〳〵、令多謝候、拙老、紹封
  • 1823,655,72,2204り疲勞致し可申、其内海岸何レの備か虚なる所を見ては仕掛、又々海中へ引取かけ居候へ
  • 1019,656,73,2221勢、人情之變態、難商量事共こ御座候、前文御囘答は先其儘御受流し之樣こ候得共、左樣
  • 1595,655,71,2212彼が術中こ陷り可申と遺憾こ存候、十分可勝理有之候〓さへ、彼は常こ戰爭こ馴も、我は
  • 319,658,70,2205松家の洩穀、無之相成候はゝ、自ら少々は「カムサツカ」のさひれこも可相成哉、尤洩穀の
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