『大日本維新史料 編年之部』 3編 5 安政5年4月11日~同月25日 p.677

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儲の一大事こそ御急務と存候なれ、夫に付ても、京都は不及申、諸大名を初人心の安堵專, にて差綺ひ給ふからに、彼も閣中へ憑靠りて身を捨る迄には至らす、又閣老の申さる如く, して事を執らしめられんか權宜の御處置にも有へきかと申せしかは、是も隨分聞受たる, も申談候事にて、越前は昨年來備中殿御初へも申立候て、略同意の樣にも承候か、逐々御, を與へ給ふものならは、去り處なくて日延をはしめ何事も力を極めて事整へ申へし、閣中, にも事往かさるも差見ゆれは、默止あへすして激論にも及ふにて候半なれは、しかし委任, 敷のみ成行へく、余の思ふには、さる不敬の科は暫く宥恕せられて、彼に十分應接の全權, 評議にも及はれ候事にやいかゝと申出たれは、大老建儲の事に付なは、刑部卿殿の事も承, 樣子に見えたり、扨西城の事は態と寡人より發語せり、夫は先達ゆの御答にも申上たれ, は、御承知も候へし、今日天下大難の時に當りては、猶更御國本を固めらるへき事にて、建, 思召も被爲在たる御事なれは、紀伊殿をおきて他に求むへき事には候はす、刑部卿殿も勝, 一の事候へは、方今の人望刑部卿殿に如くはあるましくと存候、是は先年已來越前守抔と, かたらひ來りし者を、是も人を代へられなは、又事新たになりて、彼は盆不信を抱き、六ケ, り候へと、是ハ紀伊殿ならては適ひ申さぬ事と覺え候、御續柄の近きのみならす、愼廟の, れす候へは、夫を品よく説き服さんには、幾許の精神を費さては、彼も聞納れ申まし、是迄, 安政五年四月二十五日, 六七七

  • 安政五年四月二十五日

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  • 六七七

注記 (17)

  • 817,616,69,2243儲の一大事こそ御急務と存候なれ、夫に付ても、京都は不及申、諸大名を初人心の安堵專
  • 1398,625,68,2226にて差綺ひ給ふからに、彼も閣中へ憑靠りて身を捨る迄には至らす、又閣老の申さる如く
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