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りといへとも、患害或は是れに隨ふは、勢の然らしむる處なり、此比、白耳義・瑞西の二, 戸顯貴も又快しとせさるの萌少なからす、是れ我國家の憂る所なり、積年之習臼風一朝除くべ, の弊端、遍く衆庶の生産に障りあれば、勢ひ外人を厭憚し、或は仇視するにも至るなり、此, ルリスの請に應し、方今行ふ所の通商を開き、魯西亞・佛蘭西・英吉利及ひ和蘭の諸州ぬ、ひ, しかし夫れ漸を以て行ふ時は、力を費さずして事の難きを忘れ、迫りて處する時は、理直な, 悟り、令せずして進み、日々に外交の盛んなるを樂むの時を待て、徐にこれを計らんには、, きにあらざれば、此患憂なしといへども、いまだ民心歡娯の程期すべからす、況や前述る所, 時に當りて、戸曉人諭して、後日の利盆ある事を信せしむること甚難し、今其適宜の所置を, としく條約を極しに、開港之後、其情状意料の外に出て、未た其有盆を見す、加之、彼我貨幣, 思ふに、貨錢の價日を追て平均し、出入之物産内外の數を異にせず、衆民自ら其利盆あるを, は、政府といへとも、威力をもて強ひかたく、今其行ふへからさるを知りて、暫く其求に應, 物價騰踊日を追〓甚しく、細民の業を失へる者、窮夫の饑寒に臨む者、怨謗漸く起りて、富, 國より和親通商の請ありしに、是故を以て謝絶せり、方今邦内の情状、前に述ることくなれ, の價平かならずして、域外ぬ輸出するの物産は夥しく、邦内え輸入之財品は甚稀なり、遂に, 通商ノ徐々, ナル擴大ガ, 上下トモ開, 港ヲ快シト, セズ, 適宜ナラン, 義瑞西ニモ, ソレ故白耳, 謝絶セリ, 和親通商ヲ, 二盆ナシ, 開港後我方, 萬延元年八月, 一四六
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- 通商ノ徐々
- ナル擴大ガ
- 上下トモ開
- 港ヲ快シト
- セズ
- 適宜ナラン
- 義瑞西ニモ
- ソレ故白耳
- 謝絶セリ
- 和親通商ヲ
- 二盆ナシ
- 開港後我方
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- 萬延元年八月
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- 一四六
注記 (28)
- 466,732,58,2213りといへとも、患害或は是れに隨ふは、勢の然らしむる處なり、此比、白耳義・瑞西の二
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