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金田八幡宮にまふてゝ賽の爲征矢二筋奉納してぬかつきつゝ、, 三本木にやとる、, 古川のおたゑ橋のほとりにて木皿もとめて歌をしるしてよと青山與市すゝめけるまゝ、, 木こ紅葉も松杉にましりていはんかたなし、衣川に至て卯月櫻のさかりなる思ひ出て、, 我も又むかしかわらす此神の惠に安きゑその行かひ, 二日、金成を立出、明はなるゝ頃、空晴わたり、霜は雪の如し、, 十月朔日、水澤を立出て行ニ、きのふけふの道は、田つらはる〳〵見渡し大ニ時候もよく、, たちかへり見れは錦の衣川なをせきとめよ秋の名殘を, 仙臺に入て、きのふきやふ追々田つらはる〳〵見渡され、朝日の出るけしきいとよし、, ぬさとりてあふくもうれし梓弓八幡の神の深き惠を, 朝付日刈穂の稻葉霜きへて烟にきあふ遠近の里, 永き夜を置あかしてや道もせの霜に跡みぬ冬の曙, 聞わたるおたゑいの橋の橋はしら幾世の霜の古川の里, 仙臺ニ入ル, 水澤出立, 村垣淡路守公務日記附録一, 四〇○
頭注
- 仙臺ニ入ル
- 水澤出立
柱
- 村垣淡路守公務日記附録一
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- 四〇○
注記 (17)
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