『維新史』 維新史 1 p.368

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不可能の情態であつたのである。, に當り候ても、天下の人心にかなひ不申候ては、決て善政には無御座候。主殿, 仕、たとへば手にてもみ立候如く瑣細に取動し候故、大小の罪科夥敷出來り、猶, 頭人の心服を失ひ候上、越中守にて盆人心信服無之、怨み歎候へば、形容は大に, と云つたのは、決して酷評とのみ見るべきものではなかつた。斯くして時勢は, 滔々として封建制度崩壤の一路を辿り、一政治家の政策が之を支へるのは、全く, 無之、利を專一と仕候事は主殿頭に上越し、聚斂盆重く、士民一同大に望を失ひ、, 天下なり。民の心を以て心とする事と有之候得ば、たとへ名目と理窟とは尤, 却而田沼を恨み候は、うしとみし世ぞ今はこひしき。當時よりは、あきはてた, る田沼のかたはるかましなりと申合候は、能々の事に御座候。天下は天下の, る事をまぬかれず。世を安んずべき深意の會得疎にて、片端より押直さんと, も隱密横目のものいたらざるくまもなく穿鑿し出し、諸事疑心をはなれ候は, 替り候ても、天下の御不爲は、越中守は主殿頭の貳の舞とも可申候。(牋策雜收), 世人初めて見込候と違ひ器量少く、學問に名有之候ても、いまだ文面にかゝわ, 第二章封建制度崩壞の過程第三節幕政及び藩政の改革, 三六九

  • 第二章封建制度崩壞の過程第三節幕政及び藩政の改革

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  • 三六九

注記 (16)

  • 394,570,54,941不可能の情態であつたのである。
  • 941,638,58,2202に當り候ても、天下の人心にかなひ不申候ては、決て善政には無御座候。主殿
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