Loading…
要素
ノンブル
OCR テキスト
不可能の情態であつたのである。, に當り候ても、天下の人心にかなひ不申候ては、決て善政には無御座候。主殿, 仕、たとへば手にてもみ立候如く瑣細に取動し候故、大小の罪科夥敷出來り、猶, 頭人の心服を失ひ候上、越中守にて盆人心信服無之、怨み歎候へば、形容は大に, と云つたのは、決して酷評とのみ見るべきものではなかつた。斯くして時勢は, 滔々として封建制度崩壤の一路を辿り、一政治家の政策が之を支へるのは、全く, 無之、利を專一と仕候事は主殿頭に上越し、聚斂盆重く、士民一同大に望を失ひ、, 天下なり。民の心を以て心とする事と有之候得ば、たとへ名目と理窟とは尤, 却而田沼を恨み候は、うしとみし世ぞ今はこひしき。當時よりは、あきはてた, る田沼のかたはるかましなりと申合候は、能々の事に御座候。天下は天下の, る事をまぬかれず。世を安んずべき深意の會得疎にて、片端より押直さんと, も隱密横目のものいたらざるくまもなく穿鑿し出し、諸事疑心をはなれ候は, 替り候ても、天下の御不爲は、越中守は主殿頭の貳の舞とも可申候。(牋策雜收), 世人初めて見込候と違ひ器量少く、學問に名有之候ても、いまだ文面にかゝわ, 第二章封建制度崩壞の過程第三節幕政及び藩政の改革, 三六九
柱
- 第二章封建制度崩壞の過程第三節幕政及び藩政の改革
ノンブル
- 三六九
注記 (16)
- 394,570,54,941不可能の情態であつたのである。
- 941,638,58,2202に當り候ても、天下の人心にかなひ不申候ては、決て善政には無御座候。主殿
- 1632,631,58,2205仕、たとへば手にてもみ立候如く瑣細に取動し候故、大小の罪科夥敷出來り、猶
- 829,633,59,2205頭人の心服を失ひ候上、越中守にて盆人心信服無之、怨み歎候へば、形容は大に
- 609,568,60,2274と云つたのは、決して酷評とのみ見るべきものではなかつた。斯くして時勢は
- 500,565,59,2278滔々として封建制度崩壤の一路を辿り、一政治家の政策が之を支へるのは、全く
- 1399,632,58,2216無之、利を專一と仕候事は主殿頭に上越し、聚斂盆重く、士民一同大に望を失ひ、
- 1052,633,58,2204天下なり。民の心を以て心とする事と有之候得ば、たとへ名目と理窟とは尤
- 1282,632,58,2204却而田沼を恨み候は、うしとみし世ぞ今はこひしき。當時よりは、あきはてた
- 1163,637,58,2196る田沼のかたはるかましなりと申合候は、能々の事に御座候。天下は天下の
- 1752,644,57,2191る事をまぬかれず。世を安んずべき深意の會得疎にて、片端より押直さんと
- 1516,634,58,2199も隱密横目のものいたらざるくまもなく穿鑿し出し、諸事疑心をはなれ候は
- 719,632,60,2186替り候ても、天下の御不爲は、越中守は主殿頭の貳の舞とも可申候。(牋策雜收)
- 1868,635,59,2196世人初めて見込候と違ひ器量少く、學問に名有之候ても、いまだ文面にかゝわ
- 283,698,49,1454第二章封建制度崩壞の過程第三節幕政及び藩政の改革
- 286,2354,38,118三六九







