『大日本史料』 5編 13 仁治元年9月~同2年12月 p.745

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人も、をしつけうけすして、雅意にまかせてよみいたれは、口の自然に邪に, て、邪におもむく所をそ、いかにもまもりをしふへきにて候、如法機量なる, 偏に是非にまとへるゆえなるへし、おそらくは寛平以往の先達の歌にも、, れとも、結句難をさへとりつけて、そしり侍るめり、うたぬしによりて、歌の, をもむく事の候なる、まして不器の〓に、われとたゝをさへてよみならは, れるよしには申侍れとも、愚老もつや〳〵わきまへえたる事侍らすこそ, さりなからさしも卑下すへからす、去元久比、住吉參籠の時、汝月あきらか, 善惡をわかつ人のみそ候める、ま〓にあさましき事とおほえ侍る、これは, 善惡おもひわかたむ人そ、歌のおもむきを存せるにては侍るへき、かくし, なりと、冥の靈夢を感し侍りしによりて、家風にそなへんために、明月記を, んとし候へは、あしくなり行候へとも、すくになる道は候はす、凡歌をよく, みわけて、善惡をさたむる事は、ことに大切の事にて候、たゝ人〓に推量は, なけれともほめあひ、いたくもちゐられぬたくひの詠作をは、拔群の歌な, 臣、清輔なとの庭訓抄にも、このよしをよく申ためりとそみえ侍る、かまへ, かりにてそ侍るとみえて候、其故は、上手といはるゝ人の歌をは、いとしも, ムル事ハ, 歌ヲ判ジ, 善惡ヲ定, 殊ニ大切, ジテ明月, 靈夢ヲ感, 記ヲ草ス, ナリ, 仁治二年八月二十日, 七四五

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  • ムル事ハ
  • 歌ヲ判ジ
  • 善惡ヲ定
  • 殊ニ大切
  • ジテ明月
  • 靈夢ヲ感
  • 記ヲ草ス
  • ナリ

  • 仁治二年八月二十日

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  • 七四五

注記 (25)

  • 1602,616,68,2180人も、をしつけうけすして、雅意にまかせてよみいたれは、口の自然に邪に
  • 1717,620,64,2168て、邪におもむく所をそ、いかにもまもりをしふへきにて候、如法機量なる
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