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ケンペル, め、國人の勇氣は外國入寇の變に當つて、よく防護するに足りるのであれば、何を, と云つたが如く、如見の如き有數の蘭學者も斯う思惟したので、國中には自から, して、「鎖國論」と題して世に行はれてゐた。ケンペルと略同じ主旨を以て、我が鎖, の可否が當面の問題であつた。かの和蘭商館の館員であつたエンゲルベルト, うとの意を述べて居る。此の書は享和元年, 好んでか、兎もすれば奢侈・詐僞・戰爭などを伴ふべき外國貿易を行ふ必要があら, 産物及び器械を用ゐる必要を認めず、而も國人の勤勞によつて、國勢を發展せし, があつて、今日我が國が和漢古今未, 曾有の昌平の澤を蒙るは、鎖國の制ありし結果にして廣く諸外國と交らざるを, 尊内卑外の思想の溢れてゐるを見たのである。當時長崎で行はれた蘭・唐貿易, 國を論じたものに、山鹿素水の「海備全策, は「日本見聞記」の中に、我が國が鎖國制を執つてゐ, に長崎通詞志筑忠雄が譯述, るを説明して、此の國が天産に富み、一切の生活に事を缺くことがなくて、外國の, 之遺訓也。愛清淨潔白樂質素朴實者仁勇之道而智自足。是此國自然神徳也, 豈不貴哉, 自元祿三年西暦一六九〇年, 至元祿五年西暦一六九二年, 年稿, 西暦一八, 嘉永元, ○一年, 貿易損失, 鎖國の理, 論, 由, 第二章外警と國民の覺醒第四節開國論鎖國論の對立と和蘭の忠告, 五二五
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- 自元祿三年西暦一六九〇年
- 至元祿五年西暦一六九二年
- 年稿
- 西暦一八
- 嘉永元
- ○一年
頭注
- 貿易損失
- 鎖國の理
- 論
- 由
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- 第二章外警と國民の覺醒第四節開國論鎖國論の對立と和蘭の忠告
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- 五二五
注記 (29)
- 1287,571,43,233ケンペル
- 948,566,57,2278め、國人の勇氣は外國入寇の變に當つて、よく防護するに足りるのであれば、何を
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- 610,574,57,2269して、「鎖國論」と題して世に行はれてゐた。ケンペルと略同じ主旨を以て、我が鎖
- 1394,564,57,2278の可否が當面の問題であつた。かの和蘭商館の館員であつたエンゲルベルト
- 723,569,57,1264うとの意を述べて居る。此の書は享和元年
- 837,569,58,2272好んでか、兎もすれば奢侈・詐僞・戰爭などを伴ふべき外國貿易を行ふ必要があら
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- 1512,560,56,2277尊内卑外の思想の溢れてゐるを見たのである。當時長崎で行はれた蘭・唐貿易
- 497,570,56,1134國を論じたものに、山鹿素水の「海備全策
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