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策し、又信任を辱うせる和蘭國王ウヰリアム二世に進言する所があつた。茲に, は、極めて不利盆で到底其の國策を維持することは出來まいと觀る者があり、殊, て、歐洲政變の影響を受けて、或は佛國の勢力下に入り、或はバタヴィヤ共和國と, に我が國の事情に精通してゐるシーボルトは、當時和蘭に在つたのであるが、深, く我が國の前途を憂ひ、開國の忠告を〓蘭より我が國に致すべきを、植民省に獻, 加はるべき形勢にあるにも係はらず、我が國が依然として鎖國の状態にあるの, かくて十九世紀の半、阿片戰爭が進展するにつれ、歐洲諸國の勢力が盆〻極東に, が、極東方面を新舞臺として、其の勢力を角逐するに至つては、もと蔓爾たる和蘭, といふ批難を招いたことはあつても、此等はさして兩國の親密を破壤するもの, の勢力では、日蘭關係を舊の如く維持することは出來なかつた。, ではなかつた。殊に和蘭本國及び蘭領東印度諸島が、佛蘭西大革命前後に亙つ, たのは、和蘭が深く我が國に感謝する所であつた。しかしながら英・米・佛・露諸國, 爲り、或は又英國の勢力下にあつた時にも、出島蘭館は絶えず蘭國旗を掲揚し得, た事があり、又和蘭風説書が、餘りに和蘭の利盆を擁護する文面が多きに過ぎる, 第二章外警と國民の覺醒第四節開國論鎖國論の對立と和蘭の忠告, 五四五
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- 第二章外警と國民の覺醒第四節開國論鎖國論の對立と和蘭の忠告
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- 五四五
注記 (16)
- 381,580,79,2277策し、又信任を辱うせる和蘭國王ウヰリアム二世に進言する所があつた。茲に
- 714,582,79,2272は、極めて不利盆で到底其の國策を維持することは出來まいと觀る者があり、殊
- 1511,574,84,2272て、歐洲政變の影響を受けて、或は佛國の勢力下に入り、或はバタヴィヤ共和國と
- 605,585,77,2275に我が國の事情に精通してゐるシーボルトは、當時和蘭に在つたのであるが、深
- 495,584,78,2278く我が國の前途を憂ひ、開國の忠告を〓蘭より我が國に致すべきを、植民省に獻
- 826,583,77,2264加はるべき形勢にあるにも係はらず、我が國が依然として鎖國の状態にあるの
- 938,654,76,2195かくて十九世紀の半、阿片戰爭が進展するにつれ、歐洲諸國の勢力が盆〻極東に
- 1158,579,82,2271が、極東方面を新舞臺として、其の勢力を角逐するに至つては、もと蔓爾たる和蘭
- 1748,579,80,2255といふ批難を招いたことはあつても、此等はさして兩國の親密を破壤するもの
- 1046,586,77,1810の勢力では、日蘭關係を舊の如く維持することは出來なかつた。
- 1631,578,80,2257ではなかつた。殊に和蘭本國及び蘭領東印度諸島が、佛蘭西大革命前後に亙つ
- 1276,576,82,2273たのは、和蘭が深く我が國に感謝する所であつた。しかしながら英・米・佛・露諸國
- 1392,574,85,2271爲り、或は又英國の勢力下にあつた時にも、出島蘭館は絶えず蘭國旗を掲揚し得
- 1865,578,84,2259た事があり、又和蘭風説書が、餘りに和蘭の利盆を擁護する文面が多きに過ぎる
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