『維新史』 維新史 2 p.363

Loading…

要素

ノンブル

OCR テキスト

事さへ不相成、さりとて京師へ入説するは「今京地抔より云々關東へ被申遣候は, らず、幕府はこれを省みない。而して己れ之に當らんことを幕府に建議せんか、, 幕府の政策とが相異る所以を廷臣に報ずるに至つた。殊にハリスの渡來後は、, で、單に尊王思想を披瀝し、外警の忽諸に付すべからざるを建白したに過ぎなか, の如く述べてゐる。曰く、現下内外情勢の逼迫は、京畿の警衞を必要とするに拘, 田正篤と意見の一致を缺き、胸中の憤濾啻ならざるものがあつて、自己の所見と, 「叛心有之故云々抔、直に姦人姦僧等讒し候て、又々去ル甲辰の如く相成り」と云ひ、, ゞ、必我等より云々申候ゆへならむ抔といふ處へ、惡しく心を〓し可申、叡慮を奉, つた。然るに安政年間に入つて政情が漸く複雜を極めると共に、齊昭は老中堀, 廷臣に對して一〓明確に其の所見を報告するに至つた。而も齊昭としては努, めて幕府との衝〓を避けようとし、例へば石河徳五郎に興へた書中に於いて、次, 安とおもふ事さへ嫌疑をさけ、何事も出來ぬ世の中なり」と。其の苦衷推察すべ, 未だ逼迫を告げなかつたのと、且つは齊昭と親しい阿部正弘の幕閣にゐたのト, 又「親藩の我等迄御疑心ニ相成世態故、心中ニハ云々存候ても、バク抔へは申出候, 第二章條約勅許の奏請第四節諸大名の京都手入, 三六三

  • 第二章條約勅許の奏請第四節諸大名の京都手入

ノンブル

  • 三六三

注記 (16)

  • 604,523,63,2291事さへ不相成、さりとて京師へ入説するは「今京地抔より云々關東へ被申遣候は
  • 951,527,63,2305らず、幕府はこれを省みない。而して己れ之に當らんことを幕府に建議せんか、
  • 1401,532,63,2300幕府の政策とが相異る所以を廷臣に報ずるに至つた。殊にハリスの渡來後は、
  • 1745,536,64,2285で、單に尊王思想を披瀝し、外警の忽諸に付すべからざるを建白したに過ぎなか
  • 1052,536,63,2287の如く述べてゐる。曰く、現下内外情勢の逼迫は、京畿の警衞を必要とするに拘
  • 1515,531,61,2293田正篤と意見の一致を缺き、胸中の憤濾啻ならざるものがあつて、自己の所見と
  • 838,522,61,2310「叛心有之故云々抔、直に姦人姦僧等讒し候て、又々去ル甲辰の如く相成り」と云ひ、
  • 490,527,64,2304ゞ、必我等より云々申候ゆへならむ抔といふ處へ、惡しく心を〓し可申、叡慮を奉
  • 1630,539,62,2285つた。然るに安政年間に入つて政情が漸く複雜を極めると共に、齊昭は老中堀
  • 1285,532,62,2291廷臣に對して一〓明確に其の所見を報告するに至つた。而も齊昭としては努
  • 1168,534,63,2286めて幕府との衝〓を避けようとし、例へば石河徳五郎に興へた書中に於いて、次
  • 373,518,63,2285安とおもふ事さへ嫌疑をさけ、何事も出來ぬ世の中なり」と。其の苦衷推察すべ
  • 1861,535,65,2281未だ逼迫を告げなかつたのと、且つは齊昭と親しい阿部正弘の幕閣にゐたのト
  • 720,525,62,2299又「親藩の我等迄御疑心ニ相成世態故、心中ニハ云々存候ても、バク抔へは申出候
  • 265,652,48,1297第二章條約勅許の奏請第四節諸大名の京都手入
  • 267,2317,38,120三六三

類似アイテム